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2003年01月27日(月)
MANIC STREET PREACHERS GREATEST HITS TOUR

MANIC STREET PREACHERS GREATEST HITS TOUR@東京ベイN.K.ホール


渋谷から舞浜駅迄、1時間ちょいで着いた〜!シャトルバスはもう見当たらなかったので、タクシーでぶっ飛ばして貰う。頼む、始まってませんように!ロビーへ入ると岸田くんの声がする。よかった、まだくるりがやってる!ごめんよ今度ちゃんと聴くから!といそいそと物販へ、Tシャツにパンフを買い漁り(笑)くるり、アヒトくんex.ナンバガがドラムだったそうで。ありそでなさそな顔合わせ、この日じゃなければ観たかったなあ。

さてマニックス!マニックスですよ!その名の通りベスト盤を引っさげてのツアー。名曲のつるべ撃ち、1曲目からトバしてくれました。

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セットリスト

1. MOTORCYCLE EMPTINESS
2. YOU STOLE THE SUN FROM MY HEART
3. THE MASSES AGAINST THE CLASSES
4. THERE BY THE GRACE OF GOD
5. REVOLUTION〜BABY LOVE〜MOTOWN JUNK
6. THEME FROM M.A.S.H.−SUICIDE IS PAINLESS−
7. KEVIN CARTER
8. SLASH'N' BURN
9. TSUNAMI
10. SHE IS SUFFERING
11. LIFE BECAMING A LANDSLIDE
12. OCEAN SPRAY
13. STAY BEAUTIFUL
14. LITTLE BABY NOTHING(ACOUSTIC)
15. FASTER(ACOUSTIC)
16. FROM DESPAIR TO WHERE
17. ROSES IN THE HOSPITAL
18. THE EVERLASTING
19. EVERYTHING MUST GO
20. IF YOU TOLERATE THIS YOUR CHILDREN WILL BE NEXT
21. A DESIGN FOR LIFE
22. YOU LOVE US(HEAVENLY)

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Bブロックはすごかった!1曲目から大合唱につぐ大合唱、他のブロックはどうだったんでしょうか。ウェールズの国旗振り回しているひともいたな。なんかねーもう最初は笑顔笑顔だったんだけどね、「Each day living out a lie Life sold cheaply forever, ever, ever〜」辺りでもーぶわーっと涙が!なんでだ!なんでだ!うわーん!以降曲では延々と泣きながら唄い、合間のMCではゲラゲラと笑う落差の激しい約2時間。あっと言う間でございました。皆が唄うもんだから客席の照明が何度も明るくなって、ぎゃーこんなに泣いてて恥ずかしー!と誰も見てないのにうろたえたりしてな。

それにしてもジェイムズの壊れトークが満載で。どうしたんだ。腹減った〜ニッキーはゆうべ海老フライを喰ったんだ〜ショーンは牛たたき(空耳かと思ったが$さんもギュウタタと聞こえたそうなんで合ってたようだ)だったよ〜に始まりジャパニーズテクノロジーだよ〜と写ルンですで客席を撮ったり(ちゃんと「Say cheese!」て言うし)。日本語もかなり使ってコミュニケーションを図ろうとしてくれた。コンバンハートウキョー(千葉だけどなと心で呟くのはNK&メッセでは毎度のこと)アリガトーに始まり、日本語で“指”はなんて言うんだ?ユギ?ユギ鳴らせー(そして7. へ)とか。これの前に飛んだ外国人のヤジに「Shut up!」て一喝したのも格好よかった。思わず英国音楽業界一ケンカが強い伝説を思い出し(笑)メンバー紹介では自分のことはほっぽらかし、KING OF JUNGLEニッキーだよ!もっとニッキーて呼んでやって!とか言っててさ…いやニッキーはQUEENだろと心の中で突っ込んでましたが。

それにしてもジェイムズ、喉の調子が悪くてと言いつつあの声ですよ。身震いしっぱなしでしたよ。伸びる伸びる!響く響く!彼の歌声は何故こんなにも気高く美しいんだ!酒をやめたそうで身体は随分引き締まっていたが、煙草をやたら吸っていた。あんなにチェーンスモーカーだったっけ?曲の間にもせわしなく煙草に火を点けていたが、歌に演奏に大車輪担当故あまり吸う間もなく演奏に入りそうになり、煙草置くとこが見付からずアタフタしたりとか。投げ捨てたりしないとこに人柄が感じられる…(笑)曲が終わると息も絶え絶え、ゼーゼー言ってんのがマイク通して聞こえてうわーがんばれジェイムズ!ジェイムズはいつでも全力投球火の玉(文字通りな)くまさんだよ!と訳の判らない鐘が心の中で鳴りまくり。

12. ではステージに現れたミッチ池田氏がライヴで「目、とてもうつくしいですね」のナレーションを!それが終わるとミッチはそそくさとステージをあとにし、即行カメラマンピットへ戻りメンバーを激写しまくっていたそうです(笑)いやーこれは嬉しかったなあ。

15. はリッチーに捧げるとか言ってたかな。マイクもリッチー側に置いて唄った。リッチーは今どこにいるんだろう。もう会うことはないのだろうか、とは毎回思うことだが、マニックスのステージには3人とともにリッチーもいるんだろうと思うことも悪くないじゃないかと、最近では思う。リッチーの詩はずっとジェイムズが唄っているしね。

KING OF JUNGLEニッキーは女王の貫禄たっぷりのゴージャスさ……と言うかおきゃんなバレー部のキャプテン?みたいな佇まいでしてね…あんなにスカートが似合う187cmを私は他に知らない。しかもそれがミニですよ、ミニ!(途中で生着替えあり)何あの脚線美!眩しい!美しすぎる!そら見せたくもなるだろう!……て言うかマジで脚エステとか行ってるんちゃうんと思う程のつるつる美脚。いた位置からは見えなかったがミニの下にはちゃんと見せホットパンツ着用、それをミッチが煽りでバシバシ撮っていたらしいです(爆笑)数週間後の音楽誌が楽しみですな…。ああニッキー、ジャングルの薔薇!つうか熱帯の極彩色ひとくい花みたいな感じ!うわあんこれって誉め言葉、誉め言葉なんですよ!信じて!そして満面の笑顔。マイク通さなくても、ずーっとジェイムズと一緒に唄ってる。政治的発言をさせると俄然貫禄が出る、大統領にしたいミュージシャン1位にもなったことのあるニッキーですが、そんなバンドの左脳を司る彼のかわいいっつうかなんっつうか、美?美ですか!?には万人が平伏すね!最後はベースをぶんなげ折れたネックを「おらあ〜」と掲げ、まるで熊を倒した女神のような笑顔でステージをあとに。ああ女王!

ショーンはドラムセットに埋もれていて時々しか見えなかったが、音はひしと聴き入りました。ああなんかねえ、ショーン台みたいのがあればもっとよく見えるんだけどね(笑)でもちゃんと聴いてるから!聴いてるから!

個人的には6、10、16がも〜う嬉しかった。「FROM DESPAIR TO WHERE」大好きなんじゃ!ああ大好きだ!大好きだ!ビデオクリップも大好きだ!2ndの曲大好きなんだよ…そしてこの曲はその中でも最大級に好きなんだよ〜う。ああ大好きだ!何度書いても書きたりませんよ!あ〜あ〜大好きだ〜!…はあはあはあ。

と、このバンドのことになるとどうにも冷静でいられないのよ…壊れトークで失礼しました。でも最後にもう1回、ああ大好きだー!!!