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2002年08月05日(月) ■ |
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うさ公 |
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ブルーナ絵本100冊目 出版記念『ディック・ブルーナ 100展』@新宿三越7階大催物場
『春眠り〜』を観た後、これに行ってきました。
ミッフィーの作者ブルーナおじさん(ついこう言ってしまう)が刊行した絵本が100冊を迎えたそうです。すごいなあ。ブルーナと聞いてピンとこないひとも、ミッフィーと言う無表情なうさぎの絵は見たことがあると思います。某銀行のキャラクターになっていたりするので、スーツ姿のおじさんが、このうさぎの絵付きの紙袋を提げて歩いてるのを見たりすると、妙にオモロカワイイ。これウチらが子供のころはうさこちゃんって名前だったんだよなあ。つってもミッフィーってのはオランダ語でうさこちゃんって意味だそうですが。でもうさこちゃんがいいよ!ミッフィーて言うとなんかオシャレじゃん!と思うのは私だけか。
原画と絵本現物、本国オランダのブルーナ・ミュージアムや町並みの様子を紹介する写真群、日本の児童文学作家が語るブルーナ像等、6つのカテゴリに分類。スペースにも余裕がある見やすい構成になっていました。
原画の基本はシルクスクリーン。下絵は何度も何度も描き直され、ベストなラインが選ばれる。色も3〜4色しか使わない。構図も絶妙。グラフィックデザイナーでもあるブルーナ氏のセンスと、職人的な技の粋が観られました。初期のうさこちゃんは耳が尖っており、目が大きい。意外にも今の方が目が小さいのです。顔全体も丸くなっている。手描きの線なのにゆらぎが全くなく、それでいて今時のベジェ曲線では絶対に描けないブツブツした線に温かみが感じられる。何度観ても飽きないなあ。
三越美術館がなくなってしまったので(泣)催事場での展示でしたが、パーテーションがしっかりしていたので落ち着いて観られた。夏休み期間と言うこともあり、子供がたくさん。展示場の外には絵描きや粘土細工のコーナーも設置されており、こちらはエラく賑やかでした。物販コーナーも勿論充実、ウハウハ買い物して思うツボ。いやあ、だってかわいいんだもんよ…。
ああやっと追い付いた。2日しか行ってないフジロックの日記を1週間もかけて書いてたからね…。長いよ!
と言いつつネタは尽きず。フジロックのパンフレット読みなおしてたらフリーのメッセージが載っていて「フジの裾野で云々」って…ごめんフリーあそこ富士じゃないんだ!苗場なんだ!騙されたって怒らないでええ!……つうか騙されたまま、知らずにここがフジかあ〜って演奏してる来日アーティストは数えきれない程だろうよ!
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