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2002年04月07日(日)
『少年王』

モーリス・ベジャール・バレエ団@東京文化会館
『タンゴ』
『ホアンとテレサ』
『少年王』

あうーあうー寝てもうたー寝てもうたー(泣)咳止めがよく効きましてね…その割に咳、止まんないしー!あと音楽がやたら気持ちよくて…。

しかしベジャールさんの振付はエロとオモロのギリギリの線ですっごい美しいものを観せてくれるので面白い。今回は本人役で本人も舞台上に登場、しかも台詞劇だったのでフランス語満載(これでもテキスト減らしたそうですが)、『タンゴ』では最後の台詞のみ日本語で喋ると言うサービスもありましたが、あの、最初ヒアリング出来ませんで…友人と「(メンバーの)小林(十市)さんに日本語の特訓受ければ良かったのに」などと失礼な事も言ってみたり。

字幕があればもちっとすっと入れたかも、もしくは事前に判ってれば予習したんだけどなあ。『王は踊る』とか観てればなあ、ルイ14〜15世のモチーフもあったし。ちょっと集中出来なかった。…まあ、寝ちゃったしな(泣)ああ勿体ない…。『バレエ・フォー・ライフ』『東京ジェスチャー』も観たかったんだけどもう時間と予算に余裕がありません…。

『ホアンとテレサ』は、約30分をジル・ロマンさんとエリザベット・ロスさんがふたりきりで踊りっぱなし。タフなプログラムです。『少年王』は、小林さんの、狩人(ルイ15世)のソロが格好よかった。衣裳もさりげに和風な柄なんだよね。ヴァイオリンの魂柱(クリスティーナ・ブランさん)も美しくてよかったなー。最後の山場のソロがとても華やかでした。反面群舞も面白い。

現在ベジャール・バレエ団には3人に日本人ダンサーが在籍しており、地元と言う事もあり小林さんのソロをはじめ拍手もひときわ大きかったです。パンフにも小林さんの弟、柳家花緑さんのインタビューが載っていたり。いや改めて観ると似ているね…楽屋に行くと他のメンバーから「わぁっ、顔が(お兄さんと)一緒!」と大歓迎されるそうです(笑)花緑さんも山の手で観た時とても面白かったので、また観たいな。

つうか最近兄弟ネタづいてるなあ、自分。と言うか大森家ネタな(笑)。そういえば金曜日に観た『自殺サークル』、エンドロールの協力欄に『キャラメルアーツ』ってあったんだけどこれ、『キャメルアーツ』の間違いじゃないんですか…