START NEW INDEX MAIL BBS


おとなの隠れ家/日記
marko

MAIL
BBS


クリックすると
ランキングに投票されます♪

My追加


2005年02月27日(日)
桃の節句



わたしにはお雛様伝説がある。
お雛様に呪われているのだ。
だから行き遅れている、とまでは言わないが。

(そのせいにするのは世間が許してくれないだろう 笑)


桃の節句の前後に、体調を崩す。
それが風邪ならば、その期最悪の状態になる。


今の会社に入って、熱を出すことが少なくなった。
それでも
体温計とにらめっこしつつ、ひょっとして夜間急患で病院にいくべきか?
と考えたぐらいの熱は、桃の節句前後だ。


先週までは、どうしても風邪ひいた、といえなかった。
会社でも取引先でも、ごほごほと流行っている状況下
ウィルスがきても酒で消毒さ、と強気の姿勢。


ようやく仕事の山を越え、ほっとしている今
おお、まだ桃の節句前後の呪い期間中じゃないか!


ところで
長崎に「桃カステラ」というのがあるのをご存じだろうか?
長崎だけじゃないかもしれないが
こどものころからある、長崎銘菓だ。






ホントかどうかは知らないが
カステラの元祖は「松翁軒」という話もきく。


先週、実家から荷物が届いた。
我が家は、カステラといえば「福砂屋」だ。
なぜに松翁軒の箱?

開けてみると桃カステラだった。


実家に電話してみた。

「これって何よ」(おい)


たまたま、みかけて、わたしの体のことが心配になったらしい。
そう、お雛様の呪い。(苦笑)
小さい頃かららしいので、母親はそのことを熟知している。


「体調崩してないかと思って、もう若くないし」


若くないって、それは余計じゃ。ぷ
つか、この歳で「桃の節句」のお祝いというのもねぇ。


しかし、さすが母親だね。
踏ん張ってた時期だけに、ありがたかった。
さんきゅ。






2005年02月17日(木)
考えようによっちゃ




銃がアメリカほどに出回っていないからといって
日本も安心してはいられない。
銃の代わりに刃物、結局一緒のように思う。

いや、銃より危ないかもしれない。
登録や証明が必要な刃物は少ないから。


殺すつもりはなかった、って、あんた
人に刃物を向けておいて、そりゃないだろう?


殺すつもりがあったかどうか、法的には資料になるんだろうが
人として考えるならば、ただの脅しだとしても卑怯じゃないか。


保険金目当てで夫を殺し、死刑になってもしょうがないといっているらしい、福岡の女性。
そういや、自分は更生できそうにないから死刑を望むとか
一切、弁護は必要ないので死刑にしてくれ、とか

死をもって詫びる、という風ではなく
つかまっちゃしょうがない、という感じがする。

やってしまったことを棚上げにして死刑で逃げようなんて、とんでもないぞ。
そんな覚悟があるのなら、人を傷つける前に自分だけで逝ってくれ。


だーかーら、わたしは「死刑」という刑が気に入らない。
死んでもいいよ、という意向にそうんじゃ、おかしくないか?


.....と前々から感じている。


ところで

福岡で、陶芸用の窯で人が焼かれてしまったらしい。
埋める、と似ている。
隠す心理なんだろう。

人は見境なくなると、どこまででもいっちゃうんだな。

ひょっとしたら
自分が死ぬのをなんとも思ってないのかもしれない。
だから人にもやれるんだろう。

死んじゃったら
火葬場でも窯でも同じだということなんだろう。


ついにここまできちゃったか。
考えようによっちゃ、そうなるように流れているものね、世の中。







2005年02月14日(月)
You are my Valentine.




いくら食事したり飲みにいったりしたことがあっても
当日に誘うのには躊躇する。



バレンタインデーならばちょっとしたプレゼントも渡しやすい。
カードをつけなければ、ついでに、などといいわけもできる。
チョコレートだけなら、なおさら。
手づくりじゃ怪しまれるかもしれないが。


売り場にいくと、まさに戦場。
人だかりしているブースには、特別なものが置いてありそうな気がして
一応確かめてみたくなる。
こういう時には日頃気になる背丈も有利だったりする。


ハートの形は、いきすぎだろうな。
いくら小粒でも。
かわいらしいものより、おとなっぽさを演出したい。
やはり、見かけより味だろう。


5thアベニュー
名前がオシャレだ。
NYのファーストクラスのティーブレイクに用意されるチョコ、
というキャッチコピーもいかしてる。
生チョコを小さくカットしてある試食を口にいれてみた。
甘く溶けていく口当たりと、シャンパンの味と香りの組み合わせが新鮮だ。
氷のキューブサイズが4個、木箱に入っている。
これにするか。


買ったはいいが、どうやって渡そう。
みんなの前で、というのも少し照れる。

別にこの日じゃなきゃ、というわけでもないが
どちらかといえばこの日がいい。

夜の予定、聞いてみるかな。
携帯をバッグから取り出し、メモリに入っている番号にかけてみた。


「うん、明日の晩は空いてるよ」


そうか、よかった。
しかし、当日の夜となると食事するお店も混雑しているだろう。
今から予約といっても、お気に入りの店では無理かもしれない。


「じゃぁ、うちにくる?」


思いきって誘ってみた。
あっさりとOKがでた。
頬が熱くなるのがわかった。

そのまま、食料品売り場にいき、チーズを3種類とワインを買った。
かためのパンが好きだったな。
サラダ用に、野菜とフルーツトマトを手に取り、
買い物かごに放り込みながら
きっと、私、今にやにやしているんだろうなと思った。
あ、これははずせないわ。
キューリのピクルスが好きだといっていた。


仕事が終わるとそのまま一緒に電車に乗った。
部屋につくと先に入ってスリッパをすすめる。

「部屋に招待って、なんか緊張するよ」

「カーテン、開けてみて。 たいした夜景じゃないけれど」


昨日のうちに用意しておいたサラダ、チーズとパンは適当にカットし
リビングに運んだ。

「まずは、ワインで乾杯しましょう」


すっかりくつろいで、お互いにいろんな話をした。
昔の恋、ききたいような、ききたくないような複雑な心境ではあったが
好きな人の話は、やっぱりききたいもの。


そのうち、酔いがまわったのか、膝枕をねだられた。

そのまま、話していたけれど、だんだんと口数が減り
やがて私の膝の上からかすかに寝息が聞こえてきた。

「寝ちゃったよ」


膝に当たる温かい胸の膨らみに、体の奥がしびれるような感覚だった。

「私も酔ったみたい」


起こさないように少しずつ体をずらし
クッションに頭を乗せ変えて、私はソファーから降りて座り込んだ。


目の前の髪に触れたくて、触れたくて。
そっとなでてみた。
起きる気配はない。

頬にかかる髪を人差し指と中指で耳にかけると
ぐっすりと眠った寝顔が、抱きしめたくなるほどに愛らしい。
そっと唇を唇に重ねてみた。

柔かな感触が体中に広がった。


「私だけの秘密、いまはまだ」


バレンタインデーの夜
大好きな彼女と一緒に過ごせたことに乾杯。
私は、グラスに残っていたワインを一気に飲み干した。


You are my Valentine.









2005年02月13日(日)
謎のサイン



ある寒い朝
車に乗ると見たことのないサインがフロントパネルに出ていた。


雪のマークだ。
その雪マークは2本の線に挟まれている。
道路の上に雪マークという感じ。


連想するとするなら

「雪が降っていますよ」
「道路が凍結していますよ」

というお知らせか?


確かに雪は舞っていた。
しかし、それを車が認識するほど、わたしの車は高級車じゃーない。


セルシオは、雨が降ってきたら自動認識でワイパーが動く。
雪でも水分があるので同じくワイパーが動くかもしれないが
わたしの車はその装置はついてないわけで。


エンジンをかけて
いや、エンジンのスイッチを押して

(今の車は鍵を回さないし、エンジンをかける音がしないことにいまだ違和感がある)

5分ほど走ったら、サインは消えた。

フロントパネルに出るサインは、警告モノがほとんどだ。
なので、サインがでると気になる。


調べてみたところ、(取説、いまごろみているらしい 笑)
外気が3度以下になると、雪マークのサインがでるらしい。
これ、北海道ならどうなるの?
しょっちゅう、つきっぱなし?
昨日は、札幌市内でもマイナス15度ぐらいになったときいたが。


販売店の話では、しばらく走っているとサインは消えるといったが
それは、ちょっと誤りのある表現だ。
実際、温度が3度よりも上がらないと、サインは消えない。
ま、そういう日は、こっちではあまりないので、どうでもいいが。


それにしても
3度以下ということに何か意味があるんだろうか。
取説によると、サインの名前は「低温時表示灯」
注意書きに、

「表示灯が点灯していなくても周囲の状況に注意して運転してください」

と書いてある。
ん〜、周囲の状況に注意しなきゃいけないのは、いつものことだし
このサインが点灯したところで、そんなの体感でわかるじゃないか。
いらないような気がするなぁ、九州では。
かえって目障りなんだが。








2005年02月12日(土)
どうみられてるんだろうね




「あら、今日はいつもより遅いんじゃなくて?」
「ええ、ちょっとお茶してきたもので」


ご近所さんとのこういうやり取りは
ただの挨拶がてらのようにきこえるが、実は


「あそこの奥さん、家のことはほったらかしで優雅にお茶ですって」


という皮肉めいた表現にかわり、いつのまにやら
家事もちゃんとできない嫁と、勝手にシールが貼られ配信される。


「私って、そういう風にみられてるんです」


と、事実とはかけ離れた評価が下されている主婦Aは、悔しそうにいう。


目の前でみはって、のことではないが
わたしの知りうる範囲では、主婦Aは、仕事もし、家のこともきっちりやるし
食事も出来合いのものなど、ほとんど利用しない
できた主婦グループに属していると、わたしは思っている。


こどもがまだなばっかりに

「あんたは元気だけど旦那さんは弱そうね、だからできないんじゃないの?」

みたいな、余計なことまでいう失礼なご近所さんもいるらしい。



想像してみたんだが
仮に主婦Aがわたしだった場合、
おそらく、そういう風に言われないんじゃないかと。

そうみえる、みえないの問題じゃなくて
よく知らない人にどうのこうの言われているのが
耳に届かないんだよねぇ、わたしの場合。


まぁ、こんな風だから(どんな風かというのは想像してください 笑)
なにやら噂をされても不思議じゃないが
意外に聞こえてこない。
昔っからそうだ。


人には、話しかけられやすい人と、そうでない人がいる。
話しかけにくいオーラでも出てるんだろうか、わたしには。
話しかけられたい、と思っているわけじゃないので
そのへん、分析したことはないし、する気もないが

ただ

知り合いに持ち込まれる話には「男と女ネタ」が多い。
このネタ、エロ系なら楽しんでも聞けるけれど
それ以外は、ヘビーな内容が多いわけで。
消耗するんだよねぇ、自分が。


ここ数日、男と女ネタ・どろどろ系に囲まれている。
なので、ぐったり。
ぱーっとヤリたい気分だ。(何をかは、これも想像におまかせ 笑)








2005年02月08日(火)
てめーら、人間じゃねぇ



「たたき斬ってやる!」


あんあん、どうにでもして。(笑)

(注 とろりん系ではありません ぷぷ)



今、チャンネル変えたら、ぶっとばすからね
と息巻いていた今日のお昼。


いつものNHKニュースから「いいとも」という流れを阻止し
というか
いいともにしようかとして、ボタン押し間違えたら
な〜んと、錦之介さまのお姿が。


「この殺陣が素敵なのよ」
「台詞回しの、ちょっと舌巻くところがソソるのよねぇ」
「こういう味のある時代劇俳優は、今じゃ里見くんぐらいかしら」
「でもね、しんごくんもよかったんだよ、新撰組で」


誰もきいてはくれなかったが、ひとりでおおはしゃぎ。
何であんな時間に、こっそりとわたしの愛する錦之介さまの番組やってんのよ。


もうこの世にはいない、錦之介さま。
テレビの中で悪いことやってるやつを、ばっさばっさと斬りまくる。
不思議と、爽快感というよりは、やばいよ、やっぱ斬り殺しちゃうのは
と思ってしまったわたしは
そのあと、慌てて、時代がそうだったんだろうと
自分に納得させようとしているのが、自分で笑えた。


それにしても
錦之介さまは、今どこにいるんだろう?
昔と変わらず動いているものをみてしまうと、ふとそう思う。




2005年02月07日(月)
猫をみてて思うこと



猫は、自分は何のために生きているんだ?とかは考えていないと思うし
うちは室内飼いしているから、
本能のまま、外を歩き回れないことに不満をもっているかもだけれど
でも、事務所の中でわたしたち人間のルールに付き合ってくれてる。

いや、付き合っているなどとは思っていないな。
犬なら思うかもしれないな。


いずれにせよ、自分の置かれた環境に適応しようとし
あるがままの自分でいよう、なんて肩に力を入れている風でもなく


食べたい・寝たい・遊びたいをわずかに表現するだけで
あとは、自分のペースで生きている。


好きな寝場所を自分で選び、無防備な寝顔をみせつけられると

「何にも考えないで好きなことしてりゃいいあんたは幸せだね」

と人はいう。
わたしも、そういってた。


最近は、ちょっと違う。
そうまで自然に「生きる」ということをみせられると
なんか尊敬しちゃうよ。

見習いたい、とも思う。


会社の猫をみてて思うんだ。
いつかはお別れしなきゃなんだろうけど
できるだけ長く、あったかな身体でいてほしい、動いていてほしい。

それだけでいい。






2005年02月02日(水)
当人同士にしか、わからないとはいえ




先日、仕事絡みでの知人が離婚したという話をきいた。
その会社とは、いまでも濃く付き合いがあり
知人の旦那さまも同じ会社。
いわゆる職場結婚だった。

知人である女性の印象は、かわいらしい、とぼけた部分もある
わたし的分類では、結婚するだろう派に所属する女性だった。

年齢的には駆け込み風なところもあった。
結婚願望、もしくは適齢期神話なのか
当時付き合っていた彼がそのお相手になってもらわなくては困るという、
わたしにすればワンダーランドっぽい話だったが
世間では、それがよくあることだということぐらいは知っている。


話してくれた人に、離婚の理由は何だったのか訊いてみた。

(実はこのとき、わたしはかなり酔っており、お開きにしようと立ち上がったものの、まだまだ、と引き止められてしまい、はっきりとは話の記憶がない。)


彼女が風邪をひいているときに遊びにでかけていた
何かのメモリアルディに、仕事のせいで彼女を満足させられなかった

そういう話が頭に残っている。


「そんなことぐらいで離婚して、どうするよ?」


それから話してくれた彼とは、結婚についてしばらく話をしていたように思う。
彼の結婚観は前にも話したことがあって、わたし的には理想的な男だ。
なので、わたしと意見が非常に噛み合う。


お酒は楽しく飲むものであり、
そうじゃなかったせいか、翌日は久しぶりに二日酔いだった。
(酔っていた自覚があったのに、さらにあれからどれだけ飲んだのだろう)


一方的な話しかきかずに、どうこうもいえないし
男側から聞いた話なので、女側にはまた違った思いがあるのかもしれない。
積もり積もったものもあるかもね。
とはいえ、早すぎるんだよなぁ、結婚して3年ぐらいだっけ?
こどもがまだいなかったのが、わたし的にはほっとするところだ。

あ、そうそう、姑と仲がよろしくなかったともいってたっけか。


にしてもだ。
風邪ぐらいで看病とかしてもらったことないわたしにすれば些細なことだ。
出張三昧な男と付き合ったことがあるわたしにとっては
ちょろいじゃん、そのくらい、と思ってしまう。
もと自分のいた職場なんだから、旦那の仕事の内容もわかっているはずだし
なにより出張なんて稀ななわけで。


一体、どうしたんだろう?
旅行先で、やっとプロポーズしてもらえましたと、あんなに喜んでいたのにな。


ダメなものをいつまでも引きずることは、よくないことだと思うが
まさか、結婚に夢見て、夢破れたりというようなことじゃないことを願う。


しかし、結婚・離婚と、気ぜわしいなぁ。
わたしなんか、ちっとも変わらない生活を送っていることが
どうも世の中からズレ落ちてしまっているような気さえする。