山の家へ。
「文化の日」は、棗の実を収穫するのにちょうどいい日である。 毎年、そういうことになっている。
そして、今年もその通り。 枝が垂れるほどに、ぷっくりと膨らんだ赤い実がついている。
木の下にござを敷いて、AとYに棒でたたいて落とすよう命じる。
AとYは、長い棒とか、実が沢山ついている枝の取りあいでいちいち喧嘩をするから、その度にやめなさいと言わなければならない。
そうしているうちに、沢や池の方へスタスタ行ってしまうから、 走って行って連れ戻したりしなければいけない。
Yはせっかく落とした実を踏みつけてはダメにしてしまうから、 また姉さんに叱られている。
はかがいかないこと、せわしいこと、甚だしい。
まあいいや、何だって。
今や、すべてのことは、昔のようにはいかないのだ。
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