衆院予算委員会。ラジオに耳を傾ける。
人形のような美人は、怒りを顕にした表情こそ面白い。 不謹慎ではあるが、禁じえない感想である。
何しろ、与党であった時の、能面のような無味乾燥の答弁に比べて、 自民党議員の先生方は本心を相当丸出しにしているから、役者それぞれに味わい深い。
与党の時には言わなかった内情や経緯を、大盤ぶるまいで議論のテーブルに載せてくる。 政治論を巡って真剣な議論をしかけようとする先生もおられる。 政権政党となった以上、軽々しい発言を慎むようにと、躾をする先生もおられる。
民主党のセンセイにとって、百戦錬磨の自民党議員と真剣勝負できるということは、これは大変な修行の機会である。 これだけでも、政権交代の意義はあったのではないか、と私は思う。
自民党がしばらく野党に留まって、民主党の御養育係を引き受けてくれるのなら、 私は次の選挙で自民党に票を入れてもいい。
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