強行軍をして家に戻ったら、留守番電話。 ネパールから、とぎれがちの国際電話である。
早々に失敗して帰路に就くという連絡か?と思いきや、 ではこれから行ってきます、という部分が鮮明に聞こえた。
これから登るんだってさ、とYに伝えるも、特に感想がない。 寂しくて仕方がないから恐ろしいほど無反応である。
まあ、我々留守番組には関係ないことだ、と同意してみかんなど喰うが、 心の片隅で、私とおそらくAだけは、 今この瞬間にも、あのHがどこかの岩壁にしがみついていると思うと、どこかワクワクするのであった。
2008年11月07日(金) 柿の実を残す 2007年11月07日(水) 2006年11月07日(火) 2005年11月07日(月) 見ざる、聞かざる、言う 2004年11月07日(日) お休みの日の男親は
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