浅間日記

2011年04月01日(金) 東日本大震災 計画停電

計画停電は、必要ないという実証がされつつあるが、
電力会社が原子力発電によって電気を供給しなければ、
世の中はこれほど不便になるぞという脅しのようにみえる。


国民は電気を使って暮らしている。もう縁を切ることはできない。
問題は、電力会社を選べないことだ。

経営のおかしい企業とも、無期限に通年契約しなければいけない。
選ぶならば住処を変えるしかない。

世の中、こんな「買い物」が他にあるだろうか?



電力会社との関係において、我々消費者は対等の立場ではないのである。

その余り金は、企業の利益であるが、予算に口をはさめない税金のようなものであり、
悪く言えば、「電気のない生活」を楯に脅し取ったものである。

そうだから、その金は、ひどい毒性をもつようになる。



あげく、大学に金をばらまいて、御用学者を育成する。
あげく、情報操作に奔走する。
あげく、今現在の危機的状況について「一応の安定をみている」という自己欺瞞に満ちた会長発言がでる。




地震にともなう原発事故に関して、私達国民は多くのものを失い、恐怖の真っただ中にいる。

そのことについて私達は、あの戦争の時と同じようにやはり、国民総懺悔しなければいけないのだろうか。

懺悔しなければいけないとしたら、何を悔い改めるべきなのか。
電力を使い過剰に便利な暮らしをしたことだろうか?
原子力発電所の管理について、電力会社の評価をしなかったことか?

よくわからない。

2007年04月01日(日) 悪い方向
2006年04月01日(土) すすめボート
2005年04月01日(金) fool
2004年04月01日(木) 


 < 過去   INDEX  未来 >


ipa [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加