浅間日記

2008年09月03日(水) 丸儲け坊主の血

献血の件数が十年前の約半数に減少しており、
厚生労働省では来年までに対策をまとめる、というニュース。



献血のシステムは妙である。
どこが妙かというと、仕入れ値ゼロで集めた血液が、
必要な人へ供給される時には有価物になっているところである。
市場を流通し、業界のメシの種となっている。

本当に人々の善意を全うするのならば、輸血もタダでなくては
−少なくとも利益の対象から外れなければ−おかしい気がする。

同様の疑問を、私は臓器提供や骨髄バンクのシステムに対しても抱いている。


2007年09月03日(月) 愚か者と知の欲求
2006年09月03日(日) 
2005年09月03日(土) 
2004年09月03日(金) 屈折した人の話


 < 過去   INDEX  未来 >


ipa [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加