2008年09月04日(木) |
日本人のダイイング・メッセージ |
今月10日から始まる「自殺予防週間」を前に、過労などで自殺した人の遺書や遺族の手記を集めて自殺の防止を訴える展示会が2日から東京で始まった、というニュース。
日本国内における年間自殺者数は三万人を超えて、異常であると言われている。 最近では過労自殺などと言う言葉が使われている。
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展示会で展示されているという遺書。 もうこれ以上頑張れませんと、アナウンサーが読み上げる内容が生々しい。
では、この人は一体、何に対して頑張れなかったのだろう。 貧困だろうか。過労だろうか。 ならば何故、貧困がつらいと書かなかったのだろうか。
それとも、なにか抗いきれない亡霊に追い詰められ、力尽きたのだろうか。 私は、亡くなった方々でさえ意識していない背景を思う。
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日本国内で、日本人が大量に死に向かう。 これは一体どういうことで、日本人の心に何が起きているのか。
2007年09月04日(火) 面倒を背負い合う 2004年09月04日(土) もてるものとそうでないもの
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