ちょっとした契約更新の書類が届く。待ってましたと封を切る。
この書類にサインして送れば、素浪人にならずに休みに入れる。 そして休み中の資金繰りは、既に1年分の目処が立っている。
自営で産休など店仕舞に等しい博打と思ったけれど、 まあこれで、食詰める心配をしながら乳飲み子を育てることはないだろう。
この状況ができたことは奇跡のようだなと思ったが、 べつに奇跡ではなく、明確に関係者の温情に支えられているのだと思い直す。
自分の産前産後を気遣ってくれる人のほとんどが仕事関係の中年男性というのも不思議な感じだが、 安心して休むようにという言葉と、それに添えるようにして差し出される 産後の生活が経済的に困窮しないようにという配慮は、実に現実的でありがたい。
2006年03月10日(金) 2005年03月10日(木) 完熟産業 2004年03月10日(水) 聖トーマス教会受難、そして光
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