冬季休業中のHは、シンデレラのようによく働く。
朝一番に起きて居間を暖め、朝食をこしらえ、後片付けをし、 Aを送り出し、必要に応じて洗濯に掃除をこなす。 こんなもの、という感じで気負うことなくやるのが私との違い。
もっとも、週末には山へ行くための涙ぐましい努力であることは明白だが、 自分以外の家事労働力をこれだけ投下できることは、 年度末の私にとって、相当にありがたいものである。
家事は家庭につきまとう労働である。 病だろうと多忙だろうと関係なく連続する。
だから、とにかく我が家族は、自分以外の誰でもその最低ラインがクリアできる、というふうになっていると、 主婦というのはかなり心穏やかに日々を暮らすことができる。
自分の労働で衣食住がまかなえる技能というのは、 誰かを幸福にしたいと思ったとき、きっと役に立つ。 身につけておいて損は無い。
2005年02月04日(金) 睡眠運用 2004年02月04日(水) 【備忘録メモの日】
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