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おとなの隠れ家/日記
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2005年03月19日(土)
境目




心の病気になる、ならないという境目があるとすれば
どこで、どっちに転ぶことが決まるんだろう。


わたしの近いところでは、ほとんど聞いたことがないが
このところ、遠めには結構聞くようになった。


「鬱になったらしくて」
「ちょっとおかしくなったらしくて」


症状は、とりあえず普通の生活を送っているものから
薬を飲んだり通院したり。


鬱、一言で言えば「気のふさぐこと」らしい。


たまにあるよ、そんな日なら。
ときどき、自分でも鬱、入っているのかもしれないという気がしないでもない。
ただ、自分のことってよく見えないんだよね、わたしは。
まず、どれが鬱か、よくわかんないしね。


躁であっても鬱であっても
その度合いや種類は、本人にしかわからないもののように思う。
が、その本人が、その状態に気づいてないなら?
不調だ、なんか変だと思いながらも、目の前の日々に揉まれ
なんとか生活しているとすれば、どうだろう?


たとえば不眠症。
不眠症とは安眠ができない夜が慢性的に続く状態を指すらしい。
原因としては精神興奮や不安、神経症、肉体的疾患など。

わたしの生活は、慢性的に続くという点で、不眠症の気配がある。
しかし、眠れないというよりは眠りたくない、活動OKという感じだ。
上に書いた原因に当てはまるものがあるとすれば精神興奮だろう。
しかし、神経症ではないと、言い切れないかもしれない。


ここでわたしが自分のことを「不眠症」だと自覚し
心が病んでいるから、不安なことばかりだ、という方向に考え始めると
不眠症という病気だと意識するかもしれない。
寝たいのに眠れない、そう思えば、やばい気もする。

それが元で、鬱になったりするのかもしれない。
実際、鬱かもしれない。


だが、もしもそうであったにしろ
わたしは今の生活を放棄するつもりは、全くない。
仕事をしてお金を稼ぐという路線から、自ら逸れようとは思わない。
できるだけ人に迷惑をかけたくない。


「そんなの、鬱でも不眠症でもないさ」


そう思われるかもしれないが、相手は心の病気だ。
発熱に、強い弱いがあるように
境目は、あってないようなもん
人にはわからないものかもしれないし。

とはいえ、
鬱だから、という理由で
逃れられないものが、あるんじゃないだろうか。


わたしにしてみれば
鬱だ、ともし自覚できるのであれば、そっちのほうがマシのように思う。
心の病気は、そうだとわからないから病気なんじゃないかな、と。
なんの根拠もない素人考えではあるが。



原因が解明されている病気は、治るものが多いらしい。
ということは
原因が解明されていない病気は、
薬で抑えることはできても薬で治ることは少ないだろう。
本来、生まれ持っている自然治癒力を信じるのも手かもしれない。

「病は気から」

決してあなどれない言葉だと思う。