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■ 病院に通うはもはや風物詩 できうる限り苦痛なくして
はい、チャチャコさんが補液通院デビューです。
夏の検診で腎臓の数値に不安があったのですが、とにかく食べむら好き嫌いのあるチャチャコ姫のこと。もともとご飯も開封したときだけ食べるけど次は食べない、とか、ちょっとしたことで、食べようとしていたのに機嫌を損ねるとか、日常茶飯事でした。
以前はニャンの腎臓用の療法食を、横からつまみ食いしていたのに、いざ療法食を出されるとそっぽを向くという……ニャンが他界して、腎臓用の療法食は茶々専用になった途端に、見向きもしない……。 そんな状況なので、とりあえず、経過を見るために通院することに。
とにかくキャリーが嫌いな茶々なので、前に通院した何回かは唸ったり怒ったりと、大騒ぎ。診察室でキャリーから出すと落ち着くのに、キャリーに入れた途端に阿鼻叫喚。 そんなだったので、キャリーよりはましかも、と購入した小型犬用の抱っこ紐(みたいな?)を使うことにしました。
行きは大騒ぎでした。ずっと唸って、時々、雄たけびを上げるので、まるで虐待しているみたいな様子です。 でも、病院について待合室に落ち着いた頃から、静かになりました。キャリーのときは待合室でも大騒ぎだったので、これは希望が持てるかも。
採血して結果が出るまでの間も、おとなしくしています。
その後、腎臓の値が悪化しているので投薬、加えてたんぱく質の分解にかかわる数値が悪化していて、療法食を食べないためサプリメントで対応することになりました。が、前の検診のあと、一度ためしているのです。普通はご飯にまぜるのですが、茶々が食べてくれなかったので、一度断念したもの。今回は、水に溶かして水溶液にしてシリンジで飲ませてみる、ということに(これで駄目なら、また考えます) でも、そんな状況なので(療法食に頼れないので)、当面、週1ぐらいで補液のために通院することになりました。
通院を嫌がる猫の場合、通院そのものがストレスになるので、その判断には迷います。 ニャンは「病院行こうね」と言うと、おとなしくキャリーに入り「苦しゅうない」という様子だったので、通院できたようなものです。
だからチャチャコの通院には不安もありますが、とりあえず、今日に限っては、大騒ぎしたのは行きだけ。待っている間も、その後の会計のときも、そして帰路も静かでした。半分、寝ているのでは、というぐらい。 もしかして、この抱っこ紐もどきなら、大丈夫? という期待が。
チャチャコに限った話ですが、キャリーにはトラウマがあるのかもしれません。
チャチャコは友人が保護した野良で、その友人が長期入院するにあたり親御さんのところへ、そして、親御さんが高齢なために私のところへ、と、住まいを移されてきています。当然のことながら、その移動にはキャリーが使われていたのでしょう。3年前に我が家に来たときもキャリーのなかで、ずっと鳴いていたそうです。
キャリー=住み慣れた場所が変わる、そんな刷り込みがされているのではないか。
今回、あえてキャリーを使わなかったのは、それも理由でした(まあ、ちっちゃくて軽いので可能である、できれば股関節が悪いために杖を使いたい私にとっても楽である、というのもありました)。 抱っこが嫌いな茶々ですが、膝の上に半載りになって甘えたりはしていたので、いけるかなと。
今日のところは、悪くない見通しです。 これなら、ストレス最小限で、通院できるかも、と少し楽観しています。 待合室で、膝の上に感じるチャチャコの体温がとても暖かくて、ちょっと幸せでした。
2017年11月25日(土)
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