にゃんことごはん
ごはん



 日記をつけよう

日記をつけようと、思い立った。思い立ったが吉日。
たぶん、猫バカ日記になるだろう。
それだけでは仕方ないから、ごはんのことでも書いてみよう。

◆今日は、野菜が届く日だった。冷蔵庫を整理して、大根の葉っぱは刻んで空煎りして、ゴマやじゃこや小えびを加えてふりかけに。 先週作った糠床がいい具合に発酵してきたみたいだったので、大根をつけてみる。


2001年05月28日(月)



 家族構成?

我が家に人間はふたり。小学生のリュウ(♂)と私(♀)。
猫は、いまのところ5匹いるので、人間よりもはるかに猫密度が高いことになるんだな。猫たちは、一日に二回ぐらい、みんなしてダダダッと家の中を走り回ることがあるけれど、それ以外は静かなものだ。ひっそりと自分たちの居場所を見つけて暮らしているような気がする。

◆今日はリュウがお弁当を持っていく日だったので、朝早くからバタバタした。
* お弁当のメニュー
  −大葉入りおにぎり(塩味と梅酢味)、ソラマメとエビ炒め、ダシ巻き、
   肉巻き二種(アスパラ、にんじん&絹さや)、たこさんウィンナ、
   スズキの大葉巻き、ベビーホタテの付け焼き、小松菜胡麻和え、
   酢漬け大根、ブロッコリー、さくらんぼ。
* 夜−いんげんとホタテのグラタン、じゃがいもとにんじんとベーコン炒め、
   めかぶと納豆、ベビーリーフのサラダ、大根糠漬け、じゃこ。
* 今日のごはんは、玄米+黒米。



2001年05月29日(火)



 にゃんこたち

我が家のにゃんこたち。

*ニャンタロー(キジシロ・1999年10月ごろ生まれ)
インターネットの里親募集が縁で我が家に最初に来た子。やさしくて人懐こく好奇心旺盛。新しい猫が来るたびに、面倒を見る子守り猫でもある。

*ショータロー(アメリカンショートヘア・2000年2月23日生まれ)
ニャンタローの相棒として我が家に来た。クールでマイペース。抱っこもポンポンされるのも嫌い。でも、甘ったれ。それも、よくわからない甘え方をする。

*あみっち(白黒八割れ・2000年夏ごろ生まれ)
2000年の11月、リュウとふたりで焼き鳥屋に行って浮かれて帰る途中、風邪っぴきでやせ細ったあみっちに遭遇。即、連れて帰る。家庭内野良としてわが道を行く。

*ポッポ太郎(黒・1996年9月4日生まれ)
2001年2月、我が家にやってくる。ポンポンされるのが大好きで人見知りしない。一番大きくて熊みたいなのに、一番小さいあみっちにペシされて、ひにゃん、と鳴いたりする。

*ジュリナ(サビ・1996年9月4日生まれ)
ポッポと一緒にやってきた。繊細で甘ったれで人見知りなお姫さま。ポッポの次にでかい。ポンポンされると嬉しくて、噛み付くクセがある。

◆朝、リュウのごはんをつくろうとして炊飯器を見たら、お米と水のままだった。ありゃりゃ。仕方ないので、シリアル(with牛乳)とおかずがリュウの朝食だった。
* 朝−トマト、ブロッコリー、ベーコンとタマネギとアスパラ炒め
* 夜−肉団子(鶏胸肉、小松菜、にんにく、しょうが)with絹さやのソテー
   サラダ(ベビーリーフ、トマト、ブロッコリー)
   豚肉と白滝と昆布の炒め煮(ネギ入り)
   糠漬け(きゅうり、大根)、じゃこ
* 今日のごはん−五穀(大豆、ゴマ、玄米、押麦、キヌア)入りの胚芽米

2001年05月30日(水)



 朝から雨

夕べ、寝ようとしたら私の布団が湿っていた。おお、珍しく誰かが布団におしっこしたようだ。
だれだろう? そのとき起きていたのは、ニャンとあみっちだったけど。
ニャンは滅多にそういうことはしないんだけど、何か不満があったりすると、ごくたまにトイレでないとこでおしっこする。あみっちも、たまにそういうことがある。抗議なのか、単に、そこが気に入っただけなのか、よくわからない。
あみっちが発情しているから、それに刺激されてスプレーしたのかもしれないな。
(この前、一惠さんにそんな話を聞いたばかりだ)
などと思いつつ、予備の布団で寝た。

今日の朝。リュウを学校に送り出してから、さて、布団を畳みましょう、と和室に行ったら、あみっちがちょうどおしっこをしたところに遭遇した。
どうやら、犯人はあみっちらしい。薄手の布団なので早速洗濯にとりかかった。

昨日おしっこされた敷布団は家で洗濯できないので、クリーニング行きが決定。
猫が来て、ひとつ私に変化があったとしたら、掃除と洗濯をマメにするようになったことだ。いやあ、必要は進歩の母ですな(ん?)。

◆絹さやがおいしい季節。キレイな若草色が彩りにもなるので、お気に入り。確か、グルタミン酸を豊富に含んでいるんだったと思う。汁ものに入れると味に深みが出るような気がする。
* リュウの朝ごはん
  −おにぎり二種(自家製ふりかけ入り、大葉入り梅酢握り)
   キャベツとにんじんのバター炒め、ソーセージ、ブロッコリー
   クリームスープ(タマネギ、マッシュルーム、パセリ)
* 夜−いわしのバジル挟み揚げ、トマト、アスパラとベーコン炒め
   サラダ(ベビーリーフと切りいか)、漬け物(きゅうり、大根)
   トーフと絹さやのお吸い物、小松菜と切り昆布と姫エビの炒め煮
* 今日のごはん 胚芽米+五穀

2001年05月31日(木)



 背中をポンポン

猫を飼うまで、猫が背中(といっても腰に近いあたり)をポンポンされて喜ぶとは知らなかった。
反応はそれぞれで、ニャンは目を細めて後ろ足を踏み踏みする。尻尾は大きくゆらりゆらりとご機嫌な証拠。
ポッポは前足を踏み踏み。短い尻尾をパタパタと動かす。それから、ごろんと転がって伸びをしたり、丸まったりする。
ジュリナは、みやあ、みやあ、と、か細い声で鳴きながら、頭を床やら椅子やテーブルの脚にこすりつけ、どんどん前進していく。こっちも、膝立ちで前進しないといけないから、ちょっと面倒。
この子たちは、自分からポンポンしろとやってくる。
ポンポンを喜ばないのはショーで、なんどやってもするんと手の下から逃げていく。
あみっちは、私がパソコンの前に座っているときだけ、ねだりにくる。今も膝の上に飛び乗ろうとして失敗し、ずり落ちていた。思わず目が合ってしまい、「しまった!」という顔をされたので笑いたくても笑えない。あわてて毛づくろいをして、向こうに行ってしまった。あとで、またおいでね。

◆最近、昆布をよく食べる。疲労回復に効果のあるビタミンB1を、効率よく体に供給する際に必要なのがマグネシウムで、それを多く含んでいるということを知ったから。ビタミンB1の吸収を助けるのがアリシン(ネギやにら、にんにくに含まれている成分)というのは知っていたけれど、マグネシウムの役割は知らなかった。海草類には比較的多く含まれているみたいだ。効果のほどは、どうだろうか。まだ、わからないけれど。

* 朝−おにぎり二種(いつもの定番)、卵焼き(小松菜と昆布と姫エビ入り)
   サラダ(グリーンアスパラ、トマト)、いんげんソテー
   味噌汁(エリンギ、ネギ、絹さや)
* 夜−肉野菜炒め(豚肉、にんじん、ピーマン、ショウガ、ネギ)
   シーフードサラダ(鯵、たこ、ベビーリーフ、トマト)
   小松菜とじゃこの胡麻和え、煎り豆腐(切り昆布、姫エビ入り)
   味噌汁(まいたけ、絹さや、あさつき)、糠漬け(きゅうり、大根)
* 今日のごはん 胚芽米+七穀+黒米

2001年06月01日(金)



 ひとりだけ

今日は、気持ちのいい青空だった。夕べ、寝ようとしたら、また布団におしっこされていたのだけど、それもサッパリと乾いてくれた。
お天気がいいと、猫たちも気持ちよさそうにベランダで伸びている。野良猫たちも、今日は極楽だろうなあ。

こんな爽やかな日に、私はお腹が痛くて寝ていた。こういうとき、たいてい気づくとショーが私の足の上あたりに丸まって、一緒に寝ている。ショーはよく、ほかの猫が寝ているときにひとりだけ起きて、リュウや私と一緒に何をするのでもなく居間にいたりする。昼間や夜中、キッチンに立つと、みんなぐっすり眠っているはずなのに、なぜか、気づくとショーだけが足元にちょこんと座っていたりする。ものすごく眠そうな顔をしているから、無理に起きてこなくてもいいのに、と思ったりするのだけど。

◆朝ご飯の支度と洗濯だけして寝てしまい、気づいたら昼を過ぎていた。リュウはお弁当を買ってきて、お昼をすませていた。
* 朝−納豆(卵、あさつき)、切り昆布と野菜の炒め煮、
   鳥皮とアスパラ炒め、いんげん胡麻和え、味噌汁(大根、絹さや)
* 夜−ホイル焼き(鮭、タマネギ、エリンギ、にんじん、ピーマン)
   キャベツと刻み昆布と豚肉のサラダ、漬け物(きゅうり、大根)
   ビシソワーズ
* 今日のごはん 玄米+黒米


2001年06月02日(土)



 ペットショップの猫

ペットショップで繁殖用に飼われていた猫が、ショップ閉鎖に伴って行き場所を失ったというSOS(http://aqua.pure.cc/~patapata/adoption.html)を見て、朝からちょっと涙してしまった。目が開くか開かないかのうちに捨てられる子猫も悲しい。でも、こういう話も悲しい。

なかに、10歳という猫がいた。リュウと同じ年だ。
リュウが産まれて、赤ちゃんから言葉をしゃべるようになり、幼児から少年になり、いまや親の私を追い越さんばかりにでかく育ってくれたこの年月。ずっと繁殖のために飼われてきたんだな。
それでも、野良で生まれて、ロクな食べ物もなく、事故や怪我や病気でうんと若くして死んでいく猫よりは、幸福なのだろうか。
それとも、人間の都合で純潔だのなんだのともてはやされたり、優劣をつけられたりするよりは、自由に生きている野良のほうが幸福なのだろうか。
私には、わからない。猫は、自分のことを幸福だとも不幸だとも思わずに、ただ懸命に与えられた環境のなかで生きているだけだから。

ただ、これだけは言えると思う。
まだ充分生きていく力のある猫が、人間の意志によってその生を断たれることは、たとえ、どんな環境、境遇にいたのだとしても、不幸なことなのではないか。
みんな大人猫だけど。新しい家が見つかってほしい。寿命が尽きるまで、ちゃんと生きていってほしい。
夏を思わせる風が、あんまり気持ちがよくて、余計に悲しくなっちゃった朝でした。

◆今日は、買い物を兼ねてお昼は外食。蕎麦を食べた。牛のヒレ肉が安くなっていたので、夜用に購入。
* 朝−オムレツ(ニンジン、いんげん入り)、ビシソワーズ(昨日の残り)、
   きゅうりと鯵(ツナ缶の替わり)のサラダ、トマト
* 夜−ステーキ、サラダ(ベビーリーフ、トマト)、絹さやのソテー
   ホタテとグリーンアスパラの炒め物、めかぶ
   しじみの味噌汁、漬け物(きゅうり、大根、キャベツ)




2001年06月03日(日)
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