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■ 肌掛けをひき寄せながらまどろむ夜 涼風は山間とも思え
夕べは涼しいを通り越して肌寒い夜でした。 思わず仕舞っていた肌掛けを出してきて潜り込んでしまうほど。 ここはどこ? 軽井沢とかその辺(軽井沢以外思いつかなかったらしい)の避暑地ではなくて? 避暑地に別荘を持っていれば、そんな夏の夜もあるのでしょうが、あいにく別荘とは無縁の庶民故、それでも多少山の上に位置する我が家にとって、夜風の涼しさだけが恵みなのですが、昨日は窓を閉め、猫たちも私によりそい、みんなで丸くなって眠りました。
おかしい。夏でしょ? 猛暑なんでしょ? どうして? 涼しいのはいいのですが、予報に反して冷夏などということになれば、また野菜が高騰します。勝手なもので、それは困ります。
さて先日、仕事で御付き合いのある方のご親族が亡くなり、お通夜のお手伝いに行きました。高齢の方だったからか悲壮さはあまりなく、和やかな席でした。
以前、リュウの同級生が交通事故で亡くなりお通夜にかけつけたときは、ひき逃げだと聞いてやり場のない思いがしたものです。 よく我が家にも泊りがけで遊びに来てくれていて、でもお母様とはお話したこともなく、お通夜の席が初対面になってしまいました。息子さんそっくりのお顔を見た途端、涙が溢れてしまって、思わずお母様の手をとって「初めまして」の挨拶をするという、自分でもびっくりの行動をとってしまいました。震えるぐらいギュッと握り返された強さに、息子さんを理不尽に奪われた無念さが詰まっているようで、しばしふたりで手を握り合ったまま無言で泣いていました。 お焼香のお客様もちょうど終わるころだったので、よそ様の迷惑にはならなかったものの、あの時の自分の行動は今思い出しても不思議です。でも、そうせずにはいられなかったというか、そんな私の思いを感じ取って下さったというか……。
今回はそんなこともなく、ごく穏やかなお通夜でしたが、そんなこんなでバタバタしていたので、少々疲れがたまっていたのでしょう。昨日の涼しさで、一気に体調が落ち込んでしまっています。
一方、試験期間に入ったため、リュウが家にいる時間が増えご飯作りや洗濯は楽になりました、やってくれるので。
そんな我が家のこの2日間のごはん。 一昨日の朝はリュウが作りました。ロコモコ風牛丼。トローリ半熟目玉焼きがおいしかったです。 昼はタイ風焼きそば、夜はニシンのワイン蒸しとラタトゥユ。 昨日の朝はタラコとみず菜の冷製パスタ、昼は弁当でササミのカツサンド、海老とキュウリとアルファルファのポケットサンドと春巻き。 夜はリュウが作ったチキンのリュウ特製(笑)オレンジソース和え、南瓜とナスとサラダ菜の和え物。
試行錯誤しながら作った過程をひとしきり話してくれるもので、そんな会話をつまみに食事をするのも、なかなかに楽しいものです。 「いやあ、毎日、おいしいご飯を食べていると、自分でもおいしいご飯を作れるようになるんだねぇ」というリュウ。自画自賛しつつも、ちゃんと普段の作り手を持ち上げるなんざ、大したものだとこっそり笑いましたとさ。
2013年07月20日(土)
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