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■ 玄関のドアを開けるといい匂い お帰りなさいメシできてるよ
びっくりです。何がって、仕事を終えて帰宅したらご飯ができていた……。 ニャンちゃんたちが力を合わせて……な、わけはなく、作ったのはリュウ。
学生になっても相変わらず朝から晩まで忙しい彼。理系の学部ということもありますし、ほかにも部活だ、学祭の委員だ、バイトだ、で、確かに暇なしです。 洗濯などは自分の分を洗うついでに私の物も一緒に片づけてくれたりはするものの、料理に関しては、未だに朝昼(弁当)夜と私が三食作っています。
それが。 どうしたことか。
確かに試験も終わり、部活も休み、学祭委員の集まりもさすがになく……な春休み。バイトは普段よりもあるものの、非常に暇になりました。 私の本棚から本を漁ったり、長編のコミックスを読み返したり、中学時代のサッカー部仲間と遊びに行ったり……も、一通りこなし、手持無沙汰になった模様。おりしも彼女は、お友達と海外旅行中。
突然、「料理でも覚えようかな」と言い出しました。 とりあえず、先週の日曜日に私があんかけ焼きそばを作ろうとしているところにやってきて、「指示してくれたら、自分で作る」というので、「麺を湯通しして。多めのの油で焼き目をつけて」なんてやりました。 学校の調理実習は好きだったというだけあって、案外、手際は悪くありません。 次の休日となった昨日は、ポテトサラダとチキンのトマト煮と味噌汁。私は口を出すだけで、野菜を切るのから何から全部やってくれるので、楽ちんです。 そして今日は、何を作ろう(というか、作らせよう)かしらと考えつつドアを開けた……ら。
疲れて帰宅したらご飯ができてる! 夢のようです。一瞬、ほわわわ〜〜と意識が飛びかけたぐらい。
メニューは豚キムチ風の豚とキャベツのヤンニョン炒め、ホウレンソウのお浸し、と、大根の味噌汁。(あとで、もずく酢も食べようと思っていたのに、忘れた!と残念がってましたが) はい、ありがたく頂戴しました。
自分の家で、出前でもないのに自分が作ったんじゃないご飯を食べられるなんて、思ってみたこともなくて、びっくりです。 ご飯を作るのは好きなので、大変だなぁとは思っても、決して嫌だとは思わないし、「うん、我ながらおいしくできた」と満足することも少なくないのですが、ひとが作ってくれたご飯というのは、また違うんだなぁと思いました。 なんでしょうね、食事の大切さというか、有難さというか……。 少々、焼きすぎて肉が固くなってようが、ちょっと湯がきすぎて歯ごたえのないお浸しになってようが、しみじみ美味しく感じられました。
やっぱりご飯は大事だ、と再認識した夜。
猫さんたちも、ここにいればお腹いっぱい食べられると思うから、内にいてくれるんですものね。
2013年01月29日(火)
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