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■ 夏きたり 我が家の定番 水キムチ サルサと にゃんのおしっこ観察
蒸し蒸しと暑い毎日です。
蒸し暑いのが夏の定番とは言うものの、暑さと湿度の関係が、昔、私が子どもだったころとは、ちっとばかり違うんじゃないかなぁ? 今日は気温は差ほどでもないのに、湿度が高い一日でした。 もっとこう、あちっ、夕立、涼し、みたいな夏だったような気がするんですが、それは過去を美化する記憶のまやかしでしょうか。あるいは年取って、暑いのが堪えるようになったから、感じ方が変わったとか……。
さて、夏と言えば我が家の定番はニャンのおしっこの心配です。 なんせ数年前、石が尿道に詰まっておしっこが出なくなり、あやうく死に掛けたニャンです。 毎日、おしっこしてるかなぁ、と目を光らせているわけです。 相変わらず、居間のソファをトイレと心得ているニャンなので、そこに敷いているペットシーツを観察していればいいのですが、けっこうフェイントで普通にトイレを使ったりするものだから、油断できません。 居間のソファをトイレ代わりにすることを、決して歓迎しているわけではないのに、ソファにセットしたシーツに変化がないと、それはすなわち「ニャン、おしっこしてない?」疑惑となり、不安のタネとなるのです。で、そこで盛大におしっこするニャンを見て、「ああ、良かった」と安堵する……なんか、変だよなぁ。 でも、まあ、猫下僕というのは、そんなものです。
そういえば、関東の水というのは日本のなかでは硬いそうで(ミネラルが多い)、昨年、震災の後、貯蔵用に超軟水の温泉水を興味本位で取り寄せたら、いたくニャンが気に入ってしまいました。 石が出来る要因のひとつにカルシウムとマグネシウムのバランスが関係していると聞いて、やはり軟水がいいのだろうか、と思うに至り、以来、それがニャン様の飲み水になりました。 その温泉水、ニャンが気に入るだけあって、まろやかでおいしい水です。健康にもいいそうで、私も朝の寝起きと夜の風呂後の一杯をおすそ分けしてもらってます。
相変わらず細いショーにいかにゴハンを食べさせるか、最近、ダイエットに成功したまんじゅう練々の体重をいかに維持するか、ヒッキー娘のキラをいかに太らせないようにするか。 課題がいっぱいで、自分のダイエットは常に二の次、三の次なのですが、恩泉水のせいか、少しダイエットに成功したような気がするような……気のせいかも……。
そんな我が家の、もう一つの夏の定番。大学生になったリュウのゴハンのお供です。 酢漬けの野菜(適当な野菜を適当な瓶にギュウギュウ詰めて塩を振り、シェイカーのごとくシャカシャカし、昆布一切れと1対1の酢と水を加えて一晩)は昔から定番なのですが、ここ数年、加わったのがサルサと水キムチ。
サルサは、ご存知のとおりメキシコ料理のピリ辛なソースで、加熱したものは瓶詰めで売っていたりします。 でも、自家製の生のサルサは超絶品。サラダのドレッシング代わりに、焼いた肉や魚のソースにと、我が家では大活躍です。
材料は、たまねぎ、ピーマン、にんにく、トマトが基本で、トマト以外、みじん切り、トマトはざくざく賽の目のに切って、生唐辛子があればそれも刻んで、なければ一味で。塩して混ぜ合わせて、終わり。 それだけでもけっこう、おいしいですが、本式にするには香菜を加えます。クセがあるので苦手な場合、三つ葉とか春菊とか、ちょっと香りの強い葉野菜をみじん切りにして加えると、ぐっと風味が増します。
水キムチは辛くないキムチで、今流行の醗酵食品です。 汁物好きの我が家ですが、さすがに夏に熱い味噌汁やシチューは……なのですが、冷や汁のように、おいしいけれど、それなり手間隙かかるものは、毎日はちょっと、と困っていたときに教えてもらいました。
白菜とかキャベツとか大根とか、ザクザク薄切りにして重さの2.5%の塩をして重石をして浅漬けを作ります。そこに、にんにく、しょうが、お米のとぎ汁(できれば、火を加えてから冷ましたもの)を加え、常温で一晩おくと醗酵します。ミネラルウォーターを加え、適宜、塩で味を調え、冷蔵庫へ。1週間ぐらいで完食します。 色味をつけるのに、ニンジンとかカラーピーマンを使ってもいいし、ニラとかコネギを加えてもいいし、リンゴやナシを加えると甘みが増しておいしいし。何より、さっぱりしていて、食欲のない時にうってつけ。 食べ進む間にも醗酵が進むので、だんだん酸っぱくなっていきますが、そんな味の変化を楽しむのも、なかなかです。
なんとか、蒸し暑い夏を乗り切っていきたいものです。
2012年07月24日(火)
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