にゃんことごはん
ごはん



 ♂は愛嬌、♀は臆病、それが自然の摂理なのか?

昨日、リュウの保育園時代の友人母子が東京から遊びに来た。それなり、猫には縁の深い母子なので、みなとみらい線乗車兼横浜見物兼旧交温め兼猫まみれ、という計画。

三時過ぎに連絡をもらって、横浜大世界(中華街にできたテーマ建築みたいなもの。入り口からしばらくはホーンテッドマンションかシンデレラ城か、という趣なのが笑える)のフードコートで待ち合わせ。ともに昼食抜きの子どもたちは、小籠包や麺類などを食べ、親はビールで1年3ヶ月ぶりの再会を祝い、我家へ。

玄関を開けるとショーがお出迎え。居間のソファにはポッポとニャンがいたが、他の子は姿が見えない。とりあえず、中華街で買ってきた海老せんをお茶受けにしばしのティータイム。

ポッポは鼻息荒く、いそいそとやってくる。ニャンは警戒しつつも、相手が友好的と見るや脚にスリンとすりよったりしている。ショーは、毎度のことで距離をとりつつしっかり観客の目を意識しているふうにポーズをとる。アヤちゃん(リュウの一歳上のお嬢さん)が、「この子、クールだよねえ」と言いながら、携帯電話で写真を撮る。

ふと見ると、ミニアンカをセットしてある隠れ家にだれかいる。目隠しをめくるとジュリナだった。一緒に覗き込んでいた友人と目が合うや否や、ドテドテと逃げていく。ジュリナの後を追うと、なぜか仲の悪いはずの♀3匹が固まって、パソデスク下にいた。彼女らにとっては最大級の警戒警報なのだ。

立ち去るついでに、練々を捕獲。居間に連れて行く。

結局、♂4匹がおもてなし。練々は、最初のうちちょっと警戒しているようで、短い尻尾をピクピクさせながら、落ち着かない様子でウロウロしていた。

やはり、こういうとき威力を発揮するのは、何をされても嬉しいポッポ。フガフガ、グルグルとおおはしゃぎで撫でられまくる。
「いやん、おまえ、可愛いじゃないか。こういう猫もいるんだねぇ」という友人の口調が……忘れられない。

◆リュウの卒業関連のお別れ会と称した飲み会や卒業式、謝恩会とあわただしかった十日余り。合間に仕事もドタバタだし、リュウがこの春から参加する予定のサッカークラブの説明会もあり、で、何がなにやら。気がついたら、例年より早く桜が開花していた。

23日(火)
* 朝兼昼−牛筋とコンニャクの煮込み、切り昆布煮物(大根、タケノコ、豚肉、揚げ、にんじん)、ほうれん草の卵綴じ、もやしと大根とワカメのスープ
* おやつ?(横浜大世界にて、みんなでちょこっとずつ)−蟹肉の棒春巻き、餡かけ茶碗蒸、小籠包(豚肉?)、海老チリ、フカヒレの姿煮、フカヒレのスープ、担仔麺、スープ餃子、ゴマ団子、杏仁豆腐
* 夜(リュウの同級生関係のお店@中華街)−蒸し鶏、牛タンスモーク、春巻き、海老トースト、海老の蒸し餃子、肉シュウマイ、マーボーナス、鶏肉とカシュナッツ炒め、海老の塩胡椒炒め、卵スープ、野菜スープ、チャーハン、五目やきそば、杏仁豆腐、オレンジ(すんげえ、サービスしてもらったので、申し訳ないやらなんやら……でも、ほんと、おいしかった。いや、マジで)

24日(水)
* 朝兼昼−豚汁(さといも、ネギ、レンコン、タケノコ、にんじん、だいこん、こんにゃく)、いくらおろし、ほうれん草と海老のマヨチーズ炒め
* おやつ−ネギラーメン
* 夜−とり胸肉と鮭の和風ハンバーグwithウドの皮のキンピラ(おじゃこ、クコの実)、ピーマンとスーチカの炒め物(玉葱、にんじん、しいたけ)、サラダ(サニーレタス、グリーンアスパラ、ゆで卵、ブロッコリースプラウト)、麩とウドの澄まし汁

2004年03月24日(水)



 窓の外の鳥に、心騒がせる春の日

居間の窓辺にショーとニャンと練々が陣取って、何かを見ていた。

と、カカカ、カカカとショーが独特の声で鳴く。
窓の外を見ると、見慣れない鳥がいた。もちろんカラスでもスズメでもない。
全体的に青っぽいグレーでところどころ白と黒と赤が混じっている。鳥の名前に疎い私には、それがなんの鳥かわからないのだが、マンションの敷地に立っているサクラの木の枝を、ピョンピョンと渡っていく。

気づいたキラリンがやってきて、鉤型に曲がった尻尾をフリンフリンさせながら、キャキャキャと鳴いた。その声が聞こえたはずもないのだが、鳥はさっと春のもやった空に飛び立っていった。
猫たちは首をぐんと伸ばすようにして、鳥の行方を追っていた。

4匹が去ってから、「なんだったの?」と言うようにポッポがやってきて窓を外を眺めた。もちろん先ほどの鳥はいない。けれど、ポッポは目を細めて気持ちよさそうに春の陽射しを浴びていた。
女王(あみっち)と姫(ジュリナ)は、それぞれの玉座(ミニホットカーペットの上とミニあんかの上)ですやすやとお休みあそばしておいでだった。

そういえば、もうすぐ雅さんと公太郎が我家から南へと旅立って3年(だよね?)になる。ということは、ポッポとジュリナが我家にきてから3年。何しろ性格が赤ちゃんと姫なもので、子猫のころに我家に来てすくすく育ったような気がしていたが、我家に来た時点で最年長の大人猫(つまりおじさんとおばさん)だったのだ。いや、サイズはすくすく大きくなってくれたが。
そろそろ高齢猫なのだから、いろいろ気をつけてあげたほうがいいんだろうなと思いつつ、今日もソファに重なって寝ているポッポとジュリナを見る。しかし……でかい……。

それでふと考えてみると、ニャンが来て4年余り、ショーが来て4年、あみっちが3年余り、キラリンが2年半、練々が2年弱……。ニャンが来たころのリュウは、まだ顔も丸くて可愛かったよなぁ。背も私より低く手も足も小さかった。猫はおっさんやおばさんになってもどんなにガタイがよくなっても、子猫のように可愛いが、人間はそうはいかない(それじゃ困る)。うーむ、しみじみ。

◆リュウの卒業進学関係の諸々で、妙に気ぜわしい。公立の小学校から公立の中学に進学するだけでこれだけ面倒なのだ、私立は大変だろうな。高校はもっと大変かな、と今からうんざりしている。
 今日は卒業を祝う会というお楽しみ会があり、ゲームをしたり歌を歌ったり、ドッジボールやソフトバレーをしたり。おかげで腰は痛いし、心なしか筋肉痛の気配も……。こうやって、いちいち親が出て行けるのも小学校の間だけなのだろうと思うと腰痛も筋肉痛も嬉しい……はずはない。

* 朝−いくらおろし、ほうれん草とチーズのオムレツ、豚汁(昨日の残り=里芋、大根、レンコン、にんじん、ネギ、小ネギ、こんにゃく、ちくわぶ、揚げ)、
* 夜−菜の花の牡蠣のクリームパスタ、うどとワカメと蒸し鶏のサラダ、スーチカと小海老とチンゲンサイの炒め物、シメジとニラのスープ

2004年03月10日(水)



 雪のちらつく3月は、猫団子で始まった

昨日までの暖かさが嘘のような寒い一日。

雨模様と思っていたら、雪がちらついていたらしい。猫たちは、居間のソファと私のパソデスクの下のミニホットカーペットで団子になっていた。
ソファにはニャン、ポッポ、ジュリナ、キラリン。
ミニホットカーペットには、ショー、あみっち、練々。

寝ているときは平和だ。

◆やっと確定申告をすませた。疲れた……。

* 朝−チーズトースト&バタージャムトースト、じゃがいものチーズ焼き(玉葱、にんじん、コーン)、卵とほうれん草のスープ
* 夜−カキと菜の花のクリームパスタ、茹で豚とミズナのサラダwithプチトマト、大根のバター焼きwith柚子餡かけ、ひらたけのスープ

2004年03月01日(月)
初日 最新 目次 MAIL HOME