にゃんことごはん
ごはん



 大きな段ボール箱

通販で買った、冬用のベッドパットが届いた。リュウ用と私用に二枚購入したので、梱包されていた箱はけっこうな大きさだった。

さて、箱のガムテープを剥がすのも待ちきれずに、ワクワクと待っているショー。なかから品物を取り出して空になるやいなや、いそいそと入り込もうとしたところを、横から練々が先に入ってしまう。

ガーンという感じに佇むショーと、得意げな練々。ところが、蓋の部分が閉まってしまうと、練々はパニックになって、飛び出していった。すかさずもぐりこむのはニャン。悠々と毛づくろいをして、しばしくつろぐ。

ショーはといえば、遠巻きに箱を眺めている。やがてニャンが箱から出て行くと、今度はショーが潜り込んだ。で、蓋の隙間から覗いてみたり、頭を上げてみたりするもので、蓋が持ち上がったり沈んだり。と、キラリンがバシバシと蓋を叩く。負けじと応酬するショー。結局、追いかけっこが始まる。

先ほど、箱を解体して片付けようかと覗いたら、あみっちがのーんびりくつろいでいた。もうしばらく、放置して置くか、だから、我家は片付かないんだよなと、猫のせいにする私だった。

◆リュウの通う小学校は今年から二学期制になったので、この金曜日が前期の終業式。体育の日を含めた三連休プラス二日の秋休みに突入した。その初日の今日、ご近所の商店街で毎年恒例のフードフェアが開催され、これまた毎年恒例なのだが、リュウと食べに行く。お祭りの屋台みたいで楽しい。そのうち、親と一緒には行ってくれなくなるのかもな、と思いつつ、あちこち覗いて楽しんだ。

9日(木)
* 夜−牛すね肉の煮込み(トマト、玉葱、にんにく)withニンジンのサラダ、もやしとミズナ炒め物(帆立、海老)、ジャガイモとエリンギのアンチョビ炒め、キャベツとひよこ豆のカレースープ(玉葱)

10日(金)
* 朝−鰯のつけやきwithピーマンとスーチカ炒め、塩握り、ジャガイモと揚げとネギのみそ汁
* 夜−ラム肉とキャベツとチンゲンサイの味噌炒め、ピーマン(青&赤)のチーズ焼き、ミズナの明太子和え、昆布とシイタケの煮物、タコとサニーレタスのサラダ、アサリとごぼうの澄まし汁

11日(土)
* 朝−明太子のお握り&昆布のお握り、トマトのチーズマヨ焼き、ミズナとスーチカの卵焼き、アサリとごぼうの澄まし汁
* 昼−鶏南蛮うどん(鶏肉、ナガネギ)
* 夜(フードフェアにて)−牛ヒレステーキwithマッシュポテトといんげん、粗引きソーセージのトマトスープパスタ、とろろめし、タコス、生春巻き、キノコのサラダ

2003年10月11日(土)



 模様替え

すっかり秋になってしまったので、居間の模様替えをした。

夏の間、部屋の隅にしまい込んでいたソファを出してきたところ、早速、ニャンにおしっこをされた。もちろん防水シートと撥水シートの二重ガード仕様にしてあるので、洗濯の手間が増えるだけではあるのだが。やはり、あのソファをニャンはトイレと認識しているのだろうか。

そして不思議なのは、ポッポやジュリナやニャン自身が眠るひとりがけ用のソファだけは、おしっこ攻撃に合わないことだ。まったく同じソファなのに……。同じひとりがけのもうひとつは、おしっこ攻撃に合うのに。

それにしても、このソファ、亡き父のお気に入りだったのだが、猫たちにもお気に入りと見えて、散々な扱いだ。カバーをかけていないと、ショーやキラリンの爪とぎにされてしまうし(そのせいで、せっかく取り外し可能でクリーニング可能な革製の外側は、クリーニング屋さんから洗濯拒否をくらってしまった。傷が多すぎて、クリーニング中に損壊する恐れがあるから……だそうだ)。

そのうちボロボロになるだろうから、そうしたら買い換えようと思っている。今度は、私の趣味で選ぶんだ!と今から楽しみだ。それまでせいぜい、ベッドに、おもちゃに、トイレに(いや、それはちょっと勘弁だが)、好きに使ってくれたまえ。

……などと、書いていたら、ニャンがやってきて私の椅子の隙間におさまった……と思った途端に、眠ってしまう。くぅーくぅーくくくーすぴー、とまるで人間のような寝息が聞こえてくる。うーん、年々、猫離れして人間に近づいているのではないかと思う、秋の夕方。

◆足元が冷え冷えするので、ミニホットカーペットを出した。やっぱり今年は涼しくなるのが早いような……。

7日(火)
* 朝−じゃがいものチーズトマト焼き(ソーセージ、玉葱)、じゃこの焼きお握り、卵スープ(小松菜、ネギ)
* 夜−鶏手羽のソテーwithひよこまめのカレー煮(たまねぎ、ヨーグルト)、エリンギとピーマンのバター焼き、シーフードサラダ(ホタテ、えび、いか、サニーレタス、たまねぎ、トマト)、白菜のスープ(ネギ、スーチカ)

8日(水)
* 朝−いわしの香草パン粉焼き(ディル、タイム、バジル、ガーリック、チーズ)、いくらご飯、ミズナの胡麻和え、白菜と揚げのみそ汁
* 夜−ラムのトマト煮込み(玉葱、ローズマリー、にんにく)withにんじんとピーマンのソテー、ジャガイモのクリームスープ(玉葱、パセリ、牛乳)、かにとキュウリのサラダ(サニーレタス)、スーチカと小松菜の炒め物

9日(木)
* 朝−スーチカとピーマン炒め、ひよこまめのサラダ(きゅうり、サニーレタス)、桜海老と梅の焼きお握り&タラコと大葉のお握り、大根と揚げのみそ汁

2003年10月09日(木)



 キラリンの足

私がトイレに入っていると、トイレのドア下の隙間から猫の足先が覗くことが多々ある。

犯人はたいていショーなのだが、古くなって甘くなっているドアノブのせいで鍵をかけていないと、ドアが開いてしまうなどということもよくあったりする。なぜ一緒にトイレに入りたがるのか不思議で仕方がない。迷惑と言えば迷惑なのだが、あのドア下の隙間から覗く前足の先っぽは、可愛い。

昨日、トイレに入っていたら、ショーの前足とは色も形も違う前足がチョイチョイと覗いた。キラリンだ。ショーの足は、なぜかコロンと丸い。厚みもある。ちょっと前、若い女の子が履いていたポックリみたいなサンダルのような足なのだ。対して、キラリンの前足はほっそりしている。人間で言えば、甲も足幅もあまりない骨細な女性の足のようだ。あみっちの足もほっそりしているが、比べるとキラリンのほうが細長い形をしている。なんとも華奢な感じが、どこぞのお嬢さまのようだ。

それが、チョイチョイと覗いている。ニューと付け根のあたりまで見えたかと思うと、ヒョイと引っ込んで、また覗く。クイとねじれて、ドアを擦ったりしている。このときはしっかりドアをしめていたので、いくらキラリンがチョイチョイしても、ドアが開くことはなかった。

私がトイレから出ると、ほっそりした前足を揃えて座ったキラリンが、口だけニャーをした。抱き上げると顔を舐めて下りていった。後ろの左足だけが、指の開いたペタンとした足をしている。これは、以前の怪我の後遺症だ。この足だけが、どうも踏ん張りが弱いらしく、よくキラリンはポテンと転ぶ。なんとも間抜けで、可愛いのだが、笑うとキラリンは傷つくかもしれないと思って、なるべく笑わないようにしているのだった。

◆労ばかり多くして益の少ない仕事が、ようやく一段落した。なんだか知らないがストレスをためていたようで、二日ほど眠り病にかかったように眠かった。

朝−大根とブリのアラ煮、じゃこの焼きお握り&タラコのお握り、小松菜と揚げと豚肉だんごとゴボウとにんじんのみそ汁
夜−鮪の頬肉のガーリックソテーwithニンジンと帆立のバター焼き、もやし炒め(マイタケ、ピーマン黄&青)、茹で豚とトマトとサニーレタスのサラダ、大根とミズナの卵スープ

2003年10月06日(月)
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