雲間の朝日に想うこと


< 愚図な想いも力でしょうか >


戻れ。

戻れ。

其れだけを希うのは。


唯の、
盲目だろうか。












其処に、
何れ程の能力が宿るのか。

其れは、
測りようも無いのだけれど。



其処に、
在らん限りの想いを、
宿せば。


少なくとも。

其れは、
想いを断ち切る方向へ、
働く事は無い。









きっと。






















 「少し早いけれど。」
 「お誕生日おめでとう。」
 「残り一週間切ったんだけれどね。」
 「ここまでみたい。」
 「許してね。」


贈れぬ予感に添えた、
あの子の、
祝いと謝罪へ。



毎日、
毎日、
言の葉を投げ続ける。

意地でも、
其の手を止めさせない様にと。




























 「ずっと起きろって聞こえてたよ。」


数日振りに返る、
反響音に。

胸を撫で下ろしながら。











本当は。

想いを断ち切る事こそが、
想いなのだと。






未だ。






未だ。

想えない。





----------
References
 May.30 2014, 「もう一度忘れて終えば続くでしょうか」







↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)


2016年05月24日(火)


----------
History
2005年05月24日(火) 何を指した今なのでしょうか
2004年05月24日(月) 少しだけ力を抜けませんか
2001年05月24日(木) 初めての記念になりますか





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL