雲間の朝日に想うこと


< 扉は閉じずに居てくれますか >


一度も、
触れずに居ただけで。

其の自覚が、
在ったのだろうか。


其れとも。

飽く迄、
与り知らぬ範囲に於いてのみ、
存在し得るのか。




其れは。

分からないけれど。












夜半の眠りを避け、
眠る事を極端に怖れる、
其の由は。

恐らくは、
其の存在を封じて置く為で。




眠っても、
熟睡を得られぬ、
其の由は。

眠りと入れ替わりで、
其の存在が、
躍って居る為なのだろう。



















或いは。

俺の眼前にも、
居たのかも知れない。





気付かぬ内に。
























今の処。


 「復活〜。」
 「寝せるのに大変だったわ。」
 「まさかあの檻から出てくるとは。」



沈黙と共に出現する、
其の存在は。

俺との窓を、
開けて有って。















今の処。



 「入れ物無くなると私も困るからね。」


あの子を、
壊して了う様な振る舞いには。

消極的で居てくれるけれど。





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References
 Feb.27 2015, 「今の私は何方でしょうか」
 Feb.22 2015, 「私は誰でしょうか」







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2015年03月01日(日)


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History
2014年03月01日(土) 矛盾に満ちた死に方でしょうか
2006年03月01日(水) 糸を結えた証拠では無いのですか
2005年03月01日(火) 祝うのが当たり前でしょうか
2003年03月01日(土) これが神が与え賜う褒美ですか
2002年03月01日(金) 今日がそんなに守りたい日ですか
2001年03月01日(木) 日記はおのこもするものですか





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