雲間の朝日に想うこと


< 糸を結えた証拠では無いのですか >


恰も、
止まって居る様に見えて。


時も。
人も。

其の流れを留める事は、
本当は、
無いのだから。





何方かと問えば。


寧ろ。

傍らに近付き在る事こそ、
特異的なのだ。







其れ故に。






留まる事無く、
常に揺り動き続ける、
個と、
個へ。


例え、
細くとも。


一本の糸の、
両端を、
結い逢わせる事が。



肝要なのかも知れない。














遠く、
遠く、
離れた街で。

元気に、
過ごし行ける理由は。


変化と。

そして、
安定で。




其の、
何方が欠けても。


想いは、
成立しないのだ。














淋しい気持ちは。

常に、
傍らに置いて居ます。







自身に感知される、
寂寥感こそ。

丁寧に、
丁寧に、
糸を結い逢わせた、
証拠で。



離別の辛さが、
無い事こそ。

辛い事の様な気は、
しませんか。





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Background
 槙原敬之 " 遠く遠く "







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2006年03月01日(水)


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History
2005年03月01日(火) 祝うのが当たり前でしょうか
2003年03月01日(土) これが神が与え賜う褒美ですか
2002年03月01日(金) 今日がそんなに守りたい日ですか
2001年03月01日(木) 日記はおのこもするものですか





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