其の容量は、 如何にして定められるのだろうか。
或いは、 量に制限など無いのだろうか。
質を重視し。
高質な刹那を、 貪り尽くすのか。
幾度かの制動を、 操り。
永続を希うのか。
質と、 時の、 其の積が。
何時か、 満ちて終わないかと、 惑い、 恐れつつ。
容量など、 無尽蔵に紡ぎ出す物で。
今度は違うのだと。
何度も、 何度も、 真を想う。
疎の続いた、 其の、 想いを顧みて。
「本当はね。」 「離れて居ちゃいけないんだよ。」 「離れて居た期間が長かったから。」 「隣に居る時間は何倍も時間を費やさなきゃ。」
そう言うあの子に。
頷きながら。
身構えて了うね。
---------- References Apr.10 2011, 「逆向けの春風でしょうか」 Apr.17 2011, 「口に出しても良いですか」 May.04 2011, 「其の身体の因は何処ですか」
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