雲間の朝日に想うこと


< 退路を断ってみませんか >


ふと吐き零す弱音には、
二種類在って。

其の両者は、
極めて異なる性質を保つ。







其れが、
自身を鼓舞する為の拍子で在れば。

弱音の度に自身を駆り、
徐々に、
徐々に、
其の途を進め行くけれど。




其れが、
自身の後押しを乞う吐露ならば。


飽く迄、
自身の心根が定まらぬ事への、
言い訳で。


決して、
益を産みはしないのだ。


















寧ろ。






此の止まり木は。

害に、
他ならない。



























 「明日は彼のお家へ。」
 「緊張で吐きそうです。」


隧道の向こうから、
零れ落ちる、
弱音。

















其の受け皿は。

此処では、
無い。


幾度も、
幾度も、
伝えて来た心算なのにな。





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References
 Dec.30 2009, 「巧みに歪められましたか」







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2010年01月30日(土)


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History
2004年01月30日(金) 整理の付かぬ記憶でしょうか
2003年01月30日(木) 花丸をもらえますか





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小坊主
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