環境や、 状態や、 能力や、 知識や、 経験を。
組み立て、 縒り逢わせて。
自身を作動させる、 其の系は。
確かに。
動作の根幹を為す物には、 他ならないけれど。
一方で。
積み立てた経験や、 把握した状態を、 駆使して。
作動した自身を、 誘う、 其の系も。
卓越した振る舞いの為に、 必須には違いない。
ならば。
互いを介在する事無い儘に、 届いて了った 此れも。
何らかの、 調節的な役割を担うべき、 情報なのだろうか。
「息子の所に行ったの。」 「でも息子がどういう勉強してるか分かった。」 「もう忘れちゃったけど・・・。」
坂の街の人から届いた、 或る日の、 心躍る出来事に。
「だんなさんと行ったのぉ?」
間接路から。
自身には向く事の無かった要素が、 飛んで来る。
唯、 不要故に。
互いの間に無かった、 要素なのか。
其れとも。
意図的に、 向かわせる事の無かった、 情報なのか。
何も聞かないし、 何も言わないけれど。
---------- References Nov.28 2007, 「宿り木に足るでしょうか」
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