雲間の朝日に想うこと


< 想えば現実に届くでしょうか >


自身に在る知識と、
自身に具わる想像力とを、
駆使して。


自身には視る事の出来ぬ、
互いの環境を。

必死に、
脳裏に映し出すのだけれど。





幾度と無く、
此の耳に入れたとしても。

僅か一度、
此の眼に焼き付ける事の方が、
優位だから。



時に。

届かぬ想いに、
歯噛みを繰り返すのだ。









必死に浮かべた、
其の像は。

所詮、
自身の創造し得る範囲からは、
飛び出せない。


そして。


自身の贈る想いの、
其の範囲も。

自身の創造し得る範囲以上には、
所詮、
届かぬのかも知れない。




















 「全く別の世界だもの。」
 「分からなくてあたりまえ。」
 「大事なのは分かりたいと想うことなの。」


放った想いは。

現実に在る世界観へは、
到底響き難い想いで在る事に。



坂の街から返る想いで。

初めて、
気付かされる。





















 「小坊主は。」
 「聞こえないひとを私以外に知ってる?」















其れだけじゃ無い。



俺も、
坂の街の人も。

抑も、
お互いの何も、
知っては居ないよね。





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References
 Jun.27 2007, 「初めてばかりで惑いませんか」







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2007年07月09日(月)


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History
2004年07月09日(金) 選択出来ぬ退路でしょうか
2002年07月09日(火) ちゃんと見送ってくれていますか
2001年07月09日(月) 逢いに行っても良いですか





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小坊主
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