雲間の朝日に想うこと


< 吐けば楽に成れるでしょうか >


其の想いを。

決して、
理解出来なかった訳では無い。




其の想いに向き逢う、
想いの耐力が。

自身に、
備わらぬ事が。



恐らくは。

一瞬、
其処から目を逸らす因に、
成ったのだろう。




飽く迄。

其の感情は、
相手本位の想いで在る筈なのに。



飽く迄。

救いを欲するのは、
俺では無いのに。




















 「そのひとのこと、別に何とも思ってないのに。」
 「くちびるの感触だけ思い出すと悔しくて悲しい・・・。」



坂の街の人の、
僅か、
其の一言で。



一瞬にして。


自身本位に、
自身の嫉妬に。

想いが、
入れ替わって終う。




















 「どんなに気持ちを軽くしてもらってるか」
 「多分あなたは知らないでしょうね。」



違う。


無意識に、
最初の一人に選択される想いを。

知り過ぎる程、
良く、
知ってるよ。












 「無神経なのはわたしの方。」
 「離れてても想いは届くのよ。」



そう。


届く、
俺の想いを。

坂の街で、
感じて居るのと同じ位。






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References
 Dec.27 2006, 「何が起きて居るのでしょうか」







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2006年12月29日(金)


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History
2005年12月29日(木) 意志の強さが感じられますか
2004年12月29日(水) 麻痺した味覚は甘いでしょうか
2003年12月29日(月) 感謝をしても良いでしょうか
2001年12月29日(土) 貴女を見ていてもいいですか





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