自身に備わる機能の、 発達は。
確かに、 自身の能力を、 向上させるけれど。
同時に。
向上した、 自身全体の能力は。
其の優れた機能に、 依存し、 差配されて了うから。
其れ故に。
感覚の内でも。
最も優れた視覚を封ずる、 闇が。
自身の能力をもぎ取る、 脅威の様に。
映るのかも知れない。
確かに。
夜の闇は。
離れたお互いを、 更に、 遠避ける。
けれども。
其の、 闇の繰り返しは。
一日、 一日。
互いの距離を、 確実に、 縮めても居るのだ。
「最近は。」 「一日一日近付いてる感じがするよ。」
天の川が隔てる、 夜半の闇を。
少しでも、 明日への一歩と想える事に。
感謝した。
---------- References Jun.22 2006, 「満を持した崩壊でしょうか」
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