雲間の朝日に想うこと


< 護れぬ敵でしょうか >


純粋で在れば、
在る程に。

画一的で在れば、
在る程に。


自他の、
他の領域に属する事象は、
相対的に増し。




他は。


抑える術を持たぬ、
自身に。

容易く侵入しては、
蹂躙を、
繰り返すけれど。









本来ならば。


其の侵入を、
弾き飛ばす術が。

備えられて在る筈なのだ。















けれども。






其の壁を委ねた、
護り神の、
其の領域から。

外れて終う、
事象には。


殊の外、
弱みを魅せるのかも知れない。




















 「免疫。」
 「あるんじゃ無いの?」

 「母体も弱い型なのかな。」
 「姫、調子悪くない?」

 「ちょっと風邪っぽい・・・」







護り神にも具わらぬ、
防衛機構は。

理路整然と、
姫をも、
襲い。






娘は。



未だかめぬ洟に、
鼻を詰まらせながら。

母の様子を、
じっと伺って居た。






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2006年04月28日(金)


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2005年04月28日(木) 手塩に掛けて育てて居ませんか
2004年04月28日(水) 今読まなくて良いのでしょうか





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