育てた絆の、 其の、 太さに応じて。
互いが、 許容される範囲は。
少しずつ、 増して行くから。
其の範囲を、 確認するかの様に。
或いは、 悪戯半分に。
好悪の、 悪に属する行為を。
態と、 贈ってみたりするけれど。
決して。
想いに胡座をかいては、 為らぬのだ。
其れ故に。
丁寧に、 丁寧に。
想いを、 紡ぎ続けるけれど。
「寝てる間に上に乗ったら。」 「小坊主、重くて苦しくてうめいてたよ♪」
「嫌がらせじゃん・・・」 「しかも寝てる間に・・・」
「良いじゃない、寝てて気づかないんだから。」 「納豆まみれの口でキスされるよりましよ!」
「逆だろ。」 「内緒で嫌がらせされるより増しだね。」
知らぬが仏なのか。
其れとも、 知る事が肝要なのか。
想いに、 胡座をかかぬ為に。
何れが、 優れて居るのだろう。
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