事実は一つであって。
広く知れ渡った、 其の情報が。
俺の元には、 届いて居ないと言う事のみだけれど。
不必要と言う、 消極的な理由と。
不都合と言う、 積極的な理由には。
大きな差異が在るから。
其の理由は、 敢えて封印されれば。
解釈に惑うのだ。
言う機会が、 無かったのか。
意図的に、 話さなかったのか。
其の想いの、 差異を見極める基準は。
意図的に隠される。
一人目以外は。
俺には、 知られたく無かったのだろうか。
自ら口にした、 彼の時とは。
少しだけ、 想いに変化が在るのだろうか。
「そうなんですよ、告白されたんです。」 「6人から。」
同僚は、 促される様な会話の流れに、 逆らえず。
俺に、 事実を提供した。
渋々と。
---------- References Feb.22 2005, 「減り張りが欲しいのでしょうか」 Jan.31 2005, 「壁の内を護れますか」 |