< 母親の真似をする気でしょうか >
其の音は。
美味しさや、 爽快感や、 激しい呑みっ振りを。
巧妙に、 表現し得るから。
其の場で用いられる、 擬音として。
十二分に、 適格なのかも知れないけれど。
一方で。
其の、 擬音から類推される、 対象は。
飽く迄、 似つかわしく無い姿に、 違いないから。
決して。
其の擬音など、 発して欲しくは無いのだ。
多分に。
酒呑みの素因を、 所有して居るのだろうか。
美味しそうに、 乳を飲み干した直後の、 娘は。
「ぷはー」
まるで、 麦酒を飲み干した後の母親を、 なぞるかの様に。
そう、 口にする。
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2006年02月19日(日)
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2004年02月19日(木) 至福の時間を奪うのですか
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