雲間の朝日に想うこと


< 第一希望は離別でしょうか >


其れは皆、
一つ、
一つ、
個別の問いだから。


選択肢は。

飽く迄、
単独で在るのだけれど。






一つの選択は。

其の周囲に、
刻々と、
影響を及ぼすから。




個別の問いへの、
回答は。

単独では、
決して、
成立し得ないのだ。












互いの子は。

互いの籍は。

互いの職は。

互いの関係は。





並べれば。

肯定と、
否定と、
僅か三つの事なのに。


掛け逢わせれば。

十六通りから、
互いの許容する応えを、
探さねばならない。












 「堕ろすと後悔すると思うから。」

 「籍入れたら後悔すると思うから。」

 「仕事は続けられるって。」

 「離れて暮らす?」


姫の回答は、
単純だけれど。








其の主張を、
護り行く能力は。

俺にも、
俺の周囲にも、
ましてや、
姫自身にも。



無い。


2005年07月11日(月)


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2004年07月11日(日) 噛み合わぬ幸福感も在るのでしょうか





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小坊主
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