雲間の朝日に想うこと


< 手抜き工事の支柱では無いですか >


必要と感ずる支えは、
無数に在って。

形も、
重量にも、
必ず違いが存在するから。



人の、
支えと成る言葉には。

定められた形など、
無いけれど。











気軽に放った、
只一つの、
冗談であっても。



想いを詰め込んで、
贈れば。


支えに値する力を、
獲得して了うのだろうか。










其れとも。




半分、
本音を隠した故の。

本気の、
支えの言葉なのだろうか。


















 「誕生日おめでと。」

 「ありがと☆」
 「マンション買っちゃったよ!」

 「二人の城?」

 「か弱い細腕一本勝負。」
 「気張って出世するんだぞ!」




誕生日の、
御祝いの言葉に。

花見の彼女は、
近況を添えて返した。



想いと共に。












多分、
最後の一言には。


 「私を愛人にでもしてくれる?」

 「俺が偉くなったらね。」


彼の日交わした、
冗談が在るのだろう。





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References
 Mar.23 2005, 「未だ保険が居ると感じるのですか」
 Sep.20 2004, 「中身も備えた誘いでしょうか」


2005年04月14日(木)


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History
2003年04月14日(月) 対抗心だけでしょうか
2002年04月14日(日) お互いが道化師でしょうか





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