雲間の朝日に想うこと


< 本当に前と同じで良いのでしょうか >


想いを、
交わせば交わす程。

相手への理解は、
深まり行くのだから。


想いを、
交わせば交わす程。

想いを伝達する、
其の手段も、
漸増して行くのだ。






互いの理解が深まれば。


言葉に、
視線に、
動作に、
文字に、
容易に想いを重ねられるからこそ。



其の、
一つ一つから。

容易に、
想いを受け獲れるのだ。








其れ故に。





言葉、
視線、
動作、
文字。

其れらの、
些細な一つ一つに。



注意を払い、
責任を負う必要も。

漸増して行くのかも知れない。















確かに、
此の家を飛び出す事は。

何度と無く、
繰り返されて来た事だけれど。



俺が重ねた想いも、
姫の受け獲る想いも。

以前と同一の繰り返しでは、
決して無い。










互いの理解が深まった、
其の上で。


 「出て行って!」
 「もう帰って来ないで!」


敢えて、
俺の傷付く行為をした、
姫の意思表示は。


 「じゃぁね。」

敢えて、
姫が嫌がる行為をした、
俺の意思表示は。




お互いの瞳に、
如何に映るのだろうか。











此処にはもう、
帰って来ないから。

姫の御意の儘に。





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References
 Sep.09 2004, 「さようならと言えるのですか」


2005年01月27日(木)


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History
2003年01月27日(月) 独善の想いでしたか





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