< 気が替わったと言う事ですか >
自身に届いた一言が。
深く、 深く、 自身へ沁み渡る物であれば。
其の一言は。
永く、 永く、 心に響く、 宝物に成り得るけれど。
其れ故に。
嘗て、 届いた筈の宝物を。
同じ手で、 砕かれた時の衝撃は。
其の一言を、 打ち消すだけでは飽き足らずに。
其の一言へ。
逆効果を齎す力を、 付加して行くのだろうか。
此れ迄の歩みの、 全てを。
一瞬で、 否定された気に成る。
送別会は、 近所に住む後輩を、 主賓とするから。
送別会に、 近所に住む仲間を、 誘ったけれど。
「近所の人集めてって言ったよね。」 「近所って、ここは小坊主の家じゃ無い!」
基本事項を忘れて居る、 俺を。
姫は、 一刀両断した。
そうだったね。
此処は、 俺の家じゃ無い。
---------- References Aug.05 2004, 「想いは壁を創って居たのですか」 |
2005年01月25日(火)
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