雲間の朝日に想うこと


< 逆転の為の贈り物でしょうか >


其れは、
焦燥感から生じた想いかも知れない。


自身の遅れを取り返し、
一気に、
逆転する為の。

只の、
方策かも知れない。



想いも寄らぬ事実を、
捻り出せれば。


其れが何で在るかなど、
問題では無かったかも知れない。






 「小坊主にあげる物。」
 「もう注文しちゃった!」


迫る聖夜に、
準備万端の姿を見て。

想いは、
其処へ至ったのだから。












けれども。


自身が、
其の日付を、
強烈に意識して居る事は。

事実には違いないのだ。




粘り強く、
拒否し続けた其の壁を、
突き崩して。


又一つ、
互いを対等に押し上げたから。
















姫に宛て、
初めて書いた手紙に。




 「本当だ!」
 「来月で二年半だ!」


初めて逢って、
初めて想いを交わして、
二年半目の日は。

聖夜に程近い日曜なのだと、
認めた。


















毎月の記念日に、
必ず手渡すと。


約束した、
初めての食費を添えて。





----------
References
 Oct.14 2004, 「価値観の違いの一つでしょうか」
 Jul.27 2003, 「対等の土俵に登れますか」


2004年11月20日(土)


----------
History
2003年11月20日(木) 爪の先に甘い毒を仕込むのですか





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL