雲間の朝日に想うこと


< 価値観の違いの一つでしょうか >


舞い上がって、
事の本質を見誤った故に。

其の戒めとして、
二人の間に、
擦れ違いの種が播かれたのだろうか。



其処に在るのは、
互いへの想いに他ならないのに。










責務を果たさぬ故に、
招く問題で。

抑も俺が、
其の責務を果たせば良い事。


対価の多寡や、
経済的な収支は。

決して、
根本的な問題では無いのだ。





其れ故に。



好意を受け取るか、
否か、
其の選択以前に。

問題の解決が、
先決なのかも知れぬと。



其処に、
迷いを挟んだのだ。












けれども。






 「二食分なら大丈夫だもの。」
 「要らないわよ。」


姫は、
頑なな其の意志を。

決して、
変える事は無く。





 「三食用意するのはきついから。」
 「だから一食分を貰おうと思ったの。」

 「何で迷うの?」
 「高いから払うの嫌なんでしょ!」


経済的な物差しを、
基準に据え。


人の想い迄、
天秤に掛けるのか。











姫と、
姫の息子の為の、
箱に詰められた昼食を見つめ。

涎を垂らす俺の為に。




 「一日五百円で。」
 「作ってあげても良いよ♪」


時間と、
手間を、
割いても良いと。

今迄、
拒否して来た其の行為を、
初めて許容した事は。



値段で、
推し量る物では無かったのに。











何故に喧嘩になるの?





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References
 Jul.27 2003, 「対等の土俵に登れますか」


2004年10月14日(木)


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History
2003年10月14日(火) 瞳の解釈には答えが複数在るのでしょうか
2001年10月14日(日) 身動きが取れないですか





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小坊主
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