雲間の朝日に想うこと


< 喧嘩に組み込む気でしょうか >


刺々しくささくれ立った、
想いの内壁も。

二日酔いの頭痛も、
徹夜明けの腫れた赤目も。



炎天下に隠して。






周囲に何も悟られぬ様、
必死に振る舞えば。


きっと、
少しは気が紛れると、
想って居たけれど。










配達を知らせる、
着信音が。



あっさりと、
数時間前の出来事に、
此の身を引き戻す。















 「昨日はごめんね。」

 「私が傷付いたと思ってたけれど。」

 「小坊主が傷付いたんだよね・・・」

 「植木、家に入れてくれてありがとう。」

 「眠いだろうけれど頑張れ!」










確かに其処には。

姫の想いが、
ふんだんに包まれて居るけれど。



其れだけでは無くて。

姫の状態も、
併せて運んで来た。




















きっと姫は。


起こした事の半分も、
覚えて居ない。





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References
 Jul.04 2004, 「既に他人だと言う事ですか」
 Jul.03 2004, 「別れた方が幸せですか」


2004年07月05日(月)


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History
2003年07月05日(土) 曇った眼だからでしょうか
2001年07月05日(木) 月明かりの魔法は効きましたか





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小坊主
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