雲間の朝日に想うこと


< 井の中の蛙は安心でしょうか >


自らに、
想いの豊かさが不足する時。

自身の、
直ぐ隣に在る筈の領域を、
感知出来ぬ時。



自身の、
視界に在る物が、
全てだと。

自分の世界が全てで、
他の世界は、
存在し無いのだと。


兎角、
勘違いをし勝ちだから。







自らに、
余裕が無い時程。

視野を、
広く保とうと願うのだ。













二人の時が、
増えれば増える程。

二人の時を、
増やせば増やす程。


二人で其処に、
停滞してしまうから。










互いに、
余裕が無い時でも。



別の世界に、
其の身を置いて。

自身の視界と、
自身の想いを、
拡げて。





そして必ず。


再び二人、
寄り添うんだ。

















 「今日一つ、分かった事があるの。」


仕事の中身を、
嬉しそうに話す姫の姿が。

俺の境界線をも、
柔軟に拡げて行くから。





自身の知らぬ領域で、
相手が深まれば。

其処に想いを加えて、
自身を深めて行けるのだから。













相手の姿が見えぬ不安に、
目隠しをしても。


相手の向上を、
ひたすらに願う時が。

在って良いんだよね?


2004年06月29日(火)


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2003年06月29日(日) 喧嘩の種を贈るのですか





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