惹き寄せられ、 形創られた、 一つの組み合わせが。
二つの、 個々の欠片に戻る時。
断裂の因果など。
方々に、 数多に、 存在するけれど。
其の、 最たる理由すら。
把握出来ぬ時が、 在る。
必然として産まれ出た、 其の現実が。
伝わらぬ故に。
或いは、 伝えられぬ故に。
突如として出現する、 不自然な想いだと。
決して、 勘違いせぬ様にと願えば。
其の刻を、 永遠に視ずに済むかも知れないから。
「小坊主との別れの原因、その一。」 「キスをするとティッシュで拭く事。」
「ピンクのラメラメを無理矢理つけるからでしょ?」
「小坊主との別れの原因、その二。」 「私より先に猫を撫でた事。」
「俺より麦酒を大事にした癖に・・・」
想いが、 其処に存在しなければ。
吐けぬ冗談かも知れないけれど。
其れが、 不自然な想いに育たぬ様に。
一つ一つ。
此の身に刻み付けて置きたいと、 願うんだ。
---------- References Jun.12 2003, 「想いの乖離を感じ取れますか」 |