半年振りや、 一年振りに。
旧知から、 連絡が届く事が。
許されない事だろうか。
きっと、 そんな筈は無い。
余裕の無さや、 不安感が。
許容の範囲を狭め、 寛容の想いを奪って居るだけだ。
ならば。
俺の取るべき道は、 何処に向かうのだろう。
「会う回数減らす?」
姫が、 再び口にした。
小坊主の好きが、 届かない。
そんな言葉であれば。
俺の振る舞い一つで、 変えられる。
けれども。
小坊主と、 一緒に居たいと思わない。
其の言葉の、 何処に。
姫の想いが、 在ると言うのか。
其れでも、 好きだと言う、 姫の言葉に。
不信が芽生え、 不審を抱く。
俺が言えば良いのか? 其れを待って居るのか?
別れようと。
---------- References Apr.23 2004, 「挫けぬ理由は残る希望故でしょうか」 |