雲間の朝日に想うこと


< 許されぬ呼び名でしょうか >


仕掛けを潜らせた、
其の言葉には。

一つも、
木霊が返らぬ故に。



俺の想いが。

全く的外れで在る事を、
理解する。




其れでも。




場の空気の、
違和感は。

決して消え去る事無く、
確かに其処に在り。



変化の根源を、
探らずには居られないのだ。












原因が、
俺に在る事。


其れだけは、
間違い無いけれど。







 「哀しい・・・」



そう一言、
姫が告げた儘。

朝の会話は、
制限時間を超えて了った。

















姫の意地に懸けて。

決して、
言葉で吐きたく無い事。













 「小坊主、まるで彼女気取り!」
 「♀をちゃん付けで呼ぶの嫌!」



決して、
仕舞い込む事無く。



何時もの様に。

其の言葉を、
文で届けてくれるだろうか。


2004年06月01日(火)


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2003年06月01日(日) 俺は代理の品なのだろうか
2002年06月01日(土) また逢えますか





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小坊主
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