雲間の朝日に想うこと


< 本音は何処に在るのでしょうか >


此の、
刃の数々は。

確かに、
自身を傷付けるけれど。


同時に、
自身を奮い立たせる、
最高の武器。





そして此の、
鋭利な言葉の数々は。

確かに、
相手をも傷付ける、
刃だけれど。


きっと。

相手を奮い立たせる、
最高の武器に、
還る事の出来る鋭さでも、
あるんだ。





其れ故。



幾ら鋭く、
此の身を切り裂かれようと。

其れ程、
痛くは無いのだろう。


何れ程、
此の身を抉られようと。

最大の欠点は、
最大の魅力なのだと、
感じるのだろう。















友人の目の前で、
泥酔しながら、
吐き続ける姫の言葉に。

耐え切れず、
気を遣う友人。


 「良く耐えてるね・・・」

 「好きだからね。」

















精一杯、
強がって魅せたけれど。

本当は、
致命傷を負わされたんだ。














俺の、
目の前で。








 「二つ前に戻ろうかな。」
 「片想いだったけど、幸せだったもん。」



今夜も姫は、
鋭利な刃物を振り翳す。





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References
 May.09 2004, 「前科を繰り返したのでしょうか」


2004年05月13日(木)


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History
2003年05月13日(火) 早く分かち合いたくは無いのですか





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小坊主
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