雲間の朝日に想うこと


< 早く分かち合いたくは無いのですか >


普段と異なる雰囲気を、
目の前の人が醸し出していたとすれば。


髪型か、
それとも色か。
香水か、
それとも身に纏った装飾品か。

相手に気付かれぬ様にしながら、
全神経を相手に向ける。








普段と異なる振る舞いを、
目の前の相手にされたとしたら、
きっとその時も。


自身の行為が生んだ結果か、
それとも何か、
相手の身に変化が訪れたのか。

相手に向いた全神経は、
解答を探し当てるまで離れないだろう。















 「あのね・・・」
 「もったいないからメールじゃなく話せる時にする。」




我慢の下手な貴女が、
初めて使った技。




考える時間が欲しい訳でも無く、
感情を鎮める時間を必要な訳でも無い。

言葉から察するに、
貴女にとって嬉しい出来事に違いない。


逢瀬に関する事か。
それともまた別の出来事だろうか。

何だろうか。














勿体無くても良い。
早く教えてよ。

勿体無いかどうか、
俺にも判断させてよ。


貴女に向いた全神経が、
解答を見つけられずに彷徨ってるんだよ。


2003年05月13日(火)


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