共に過ごす刹那の時に、 情熱で互いの身体を焦がし。
個の時間に、 大切に自身を育て上げる事は。
住む距離如何に依らぬ物だけれど。
住処の離れた二人が、 強い意志で繋がり続ける時。
互いが近くに在る二人と比べて、 圧倒的に劣る部分。
日々の共有。
目の前で起きた一寸した出来事を、 共に笑う事が。
困難を極める。
貴女と。
日々を一緒に笑えたら良いと、 そう願っているから。
共に過ごして居ると言う想いを、 常に持ち続けたいから。
小さな変化を想い返しながら、 俺はこうして、 携帯を握るけれど。
貴女の日々に、 楽しさは無いの?
貴女の日々は 変化が無いの?
貴女は日々、 歩んでいないの?
忙しくても、 余裕が無くても、 一方向の情報発信でも。
少しずつでも、 日常を伝えていかなければ。
迷子になっちゃうんだよ。
普段と異なる何かを、 探して今日を話さなければ。
遠距離恋愛の持つ弱点に、 喰われてしまうんだよ。
普段顔を合わせて話す事が、 無い恋愛なのだから。 |