雲間の朝日に想うこと


< 力みは少し取れましたか >


すれ違いの日々だから。

直に貴女の声を聞ける時間帯に、
俺は時間を創り出せずに居るから。


 「たまには伝言でも残してよ。」


俺は貴女へ、
軽くふんわりとした真綿を、
投げた心算なのに。






 「あのね・・・」
 「電話しても出ないで!」


伝えた言葉が。

如何して、
途轍も無い容積と質量を備えた言葉に、
成長してしまったのだろうか。











横で震えている携帯に。

約束通り、
手ではなく目を遣りながら。


 「力まなくて良いのにな。」


きっと貴女が伝言するであろう内容に、
想いを廻らせた。













一夜だけで良いから。

文に記した文字と、
分身に込めた想いに包まれたまま、
貴女が眠りに就ける様。


貴女の、
来年の誕生日こそは、
一緒に過ごそう。


2003年09月08日(月)


----------
History
2002年09月08日(日) 何色に光っていましたか





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL