雲間の朝日に想うこと


< 想いは時の魔術も作りますか >


人と人との縁を紡ぐ。

時の流れと言う、
不可思議な要素が織り成す、
奇跡。



人と人との想いを繋ぐ。

時の流れと言う、
不可思議な要素が増やして行く、
想いの強さ。



出逢いや別離の横に。
相性や想いの強さの脇に。

「タイミング」や「偶然」と呼ばれる何者かが、
そっと控えて座って居るから。












 「小坊主って。」
 「タイミング良い時に電話くれるよね♪」


朝方の電話に、
弾んで返って来る貴女の言葉。

嬉しさの余り、
半分泣き始めた貴女。



俺から電話が届く時は、
必ず貴女が、
俺を深く想って居る時だと。


貴女はそう言ったけれど。

















 「何時でも俺の事考えてるから。」
 「何時電話しても良いタイミングなんじゃ無いのか?」


幻想を引き裂いて、
俺は現実的にそう答え。


 「そう言われればそうだよねぇ♪」


貴女は明るく笑いながら、
そう答えた。












馬鹿か俺は。

きっと貴女は、
必死に笑って居たに違いない。


2003年09月02日(火)


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2002年09月02日(月) 目を輝かせていますか
2001年09月02日(日) 両想いでも平気ですか





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小坊主
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