雲間の朝日に想うこと


< 仕掛けに気付きませんでしたか >


大はしゃぎで居る貴女を感じると、
喜びより先に、
やはり不安が頭を擡げる。

素直過ぎる行動に、
単純過ぎる反応に、
不安感が頭を擡げて来る。






未だ俺には知らない事が多いから。

貴女は何が好きか、
貴女は何を好むのか、
網を張ったのに。


未だ俺には知らない事が多いから。

お返しの伏線として、
ちゃんと網を張ったつもりなのに。






鍵に気付きもせず貴女は通り過ぎ、
そして目の前に現れた贈り物に無邪気に喜ぶ。






 「毎朝俺を想い出すように。」



カードに記した文字の通りに。


きっと貴女は、
毎朝俺を想ってくれるだろう。

毎朝贈り物を視界に入れ、
その度に俺を想ってくれるだろう。













大はしゃぎで居る貴女を感じると、
嬉しさよりも、
少し残念な気持ちが頭を覆う。



予想通りの反応など要らない。

貴女の突拍子も無い反応が、
俺は見たいんだ。














それで良いんだ。

自然に素直に。
それで良いんだ。



きっと俺が欲張り過ぎなんだね。


2003年03月17日(月)


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2001年03月17日(土) この感情は血迷いですか





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